OECD学習到達度調査の開発をピアソンが受託、世界各国の生徒の学力を2015年に測定

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2011年12月26日
報道関係者各位
株式会社ピアソン桐原
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OECD学習到達度調査の開発をピアソンが受託
世界各国の生徒の学力を2015年に測定

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世界最大手の教育企業であるピアソン(本社・英国)は、2015年にOECD(経済協力
開発機構)が実施するPISA(学習到達度国際調査)のフレームワークに関する開発
を受託しました。

PISA(学力到達度国際調査)は、3年ごとにOECDが実施する国際的な学力調査です。
国際比較により教育方法を改善し標準化する観点から、生徒の成績を研究する
ことを目的としています。2000年のスタート以来、参加国は年々増加し、2009
年には65の国と地域が参加しました。PISAでは主に、読解力、数学的リテラシ
ー、科学的リテラシーを調査の対象としています。2009年に実施した前回は、
日本は、読解力8位、数学的リテラシー9位、科学的リテラシー5位でした。また、
上海が初参加で全てにおいて1位を獲得し、多くの反響を呼びました。

2015年に実施予定のPISAでは主に科学的リテラシーに焦点があてられ、新たに
下記の要素が追加される予定です。

・ 協働的問題解決力の測定
・ コンピュータ使用型調査の更なる活用

ピアソンはPISAに対して、上記領域の開発を行うとともに、将来のコンピュー
タを活用したアダプティブ テスト実施のメリット、機会、影響などについて
も提案をすることになります。

PISAプログラムのトップを務めるOECD事務総長教育政策特別顧問アンドレアス
・シュライヒャー氏は、次のようにコメントしています。
「2015年のPISAは、国際的な学力調査として新しい局面への出発点となりうる
ものです。調査方法において我々はテクノロジーをさらに有効活用する必要が
あります。また、世界中の政府が人生や就業において若者に必要なスキルとし
て挙げている"問題解決能力"を測定していく必要もあります。ピアソンは、OE
CDおよび加盟国政府が教育におけるグローバルな評価基準を作り上げるために、
非常に大胆な戦略を提案してくれました。」

「質の高い教育は、国の経済発展および社会福祉に不可欠なものです。そして、
PISAは各国が自国の進歩を測定し、お互いから学びあうことのできる重要な測
定方法です。2015年のテストを、OECDおよび世界中の専門家の方々と共に開発
する機会を得たことを、とても嬉しく思っております。テクノロジーを更に駆
使し、より広範囲のスキルを測定することで、グローバルかつ知識集約型の経
済において、これまで以上に各国の繁栄を支援できるグローバルな評価基準の
開発に尽力したいと思います。」と、ピアソン・インターナショナル最高経営
責任者、ジョン・ファロンは話しています。

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コンピュータ適応型テスト(Computer-adaptive Testing, Computerized
adaptive test) 略称CATは項目応答理論(略称IRT)によって推定されたパラ
メータの付与された問題項目(アイテム)をアイテムプールに置き、受験者
の回答パターンに応じて、困難度の異なるアイテムを選んで出題することに
より、動的、短時間、高精度で受験者特性の測定を行う方法
(Wikipediaより http://ja.wikipedia.org/wiki/Computer-adaptive_testing)
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【株式会社ピアソン桐原 会社概要】
代表者:代表取締役社長 ブレンダン・デラハンティ
所在地:〒163-6023 東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー23F ※今年8月に本社移転
設立:1967年12月 資本金:4億9600万円
事業内容:教科書・参考書・問題集・語学書・辞書出版、e-ラーニング教材・
デジタルコンテンツ開発(iPhoneアプリ、NintendoDSソフト、電子辞書等)
URL:www.pearsonkirihara.jp

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ピアソン桐原 マーケティング部 広報担当:柴田亜矢子
E-mail: press-japan@pearson.com

【配信元】 MMD研究所 http://mmd.up-date.ne.jp/

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