博報堂DYがマーケプラットフォームにテレビCM分析支援「STRATEGY BLOOM CM ANALYSIS」開発

博報堂DYホールディングスと、同社グループで技術戦略の立案・実施を手掛ける博報堂テクノロジーズは、グループの統合マーケティングプラットフォーム「CREATIVITY ENGINE BLOOM」に、テレビCMの分析をサポートするプロダクト「STRATEGY BLOOM CM ANALYSIS」を開発し、社内利用を始めた、と3月3日発表した。効果が大きいテレビCM企画を実現する。

STRATEGY BLOOM CM ANALYSISは、博報堂DYグループ独自のテレビCM定点観測調査データ「BestHIT」を活用。さまざまな分析メニューとテレビCM素材のメタデータを統合することでテレビCM分析を支援する。テレビCMの基本情報の閲覧、最新トレンドの把握に加え、クリエイティブの分析もできるようにしてテレビCMプラニング業務の効率化・高度化を図る。

BestHITのデータから過去に放送されたテレビCMの評価とその要因を特定。CMランキング、個別CM分析、クリエイティブ分析メニューによって根拠に基づくクリエイティブ戦略を可能にする。今後、テレビCM動画から広告効果を予測する評価AI(人工知能)の実装を予定している。BestHITは東京キー局で放送された全テレビCMの表現効果を測る定点観測調査。