ラクスルとプレイドがDMソリューションを共同提供、「KARTE」の行動データで送付対象を設計

「誰に、何を送るか」を行動データで設計、個別二次元コードで反応取得し効果測定

小島昇(Web担編集部)

7:01

印刷・集客支援プラットフォーム運営のラクスルと、CX(顧客体験)プラットフォーム事業のプレイドは協業を強化し、顧客データを活用した「パーソナライズDMソリューション」の共同提供を開始すると10月29日に発表した。企業が保有する顧客データや、プレイドのCXプラットフォーム「KARTE」で取得したオンライン上の行動データをもとに、DMの送付対象と内容の最適化から、個別二次元コードによる反応取得、効果測定、改善まで支援する。

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ラクスルは、DMの制作・発送と反応取得の基盤を提供する。同社の「パーソナライズDM」は約30種類のフォーマットに対応し、対象に応じた形式とクリエイティブを出し分ける。送付先ごとに異なる二次元コードをDMに付与し、DMへの反応を送付先単位で取得。DM到着後の行動は、KARTE上の行動データと同一の顧客として接続できるようにする。オフラインの接点をオンラインと同じ顧客単位で観測でき、次回施策の設計に活用できる。

プレイドは、施策設計と効果検証を担う。DWH(データウェアハウス)やCDP(顧客データ基盤)の購買履歴や属性、アンケートに、KARTEがリアルタイムに解析する行動データを組み合わせ、送付対象と内容を設計する。何を見て、どこで検討をやめたかといった行動の文脈も踏まえて送付対象を絞り込む。効果測定にはデータ基盤「KARTE Datahub」を使う。DMへの反応からWebサイトや店舗への来訪、購買まで可視化し、投資対効果を売上ベースで把握する。

両社は、DMの送付対象がオンラインで得た顧客理解と切り離されていることが多く、反応も追いにくくて売上への寄与を把握しにくいとしている。物流コストや郵便料金の上昇で大量に一律配布する従来型のDM施策は維持が難しくなり、限られた通数から「誰に、何を送るか」を設計して反応を検証することが重要としている。今後はDMに加えてチラシ・ポスティングなど、オフラインの顧客接点全般に支援領域を広げることを検討している。

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