ストラテジットがベンダー向け「JOINT iPaaS for SaaS」で「配配メール」コネクタ提供

SaaS事業者向けシステム連携開発のストラテジットは、自社SaaSプロダクトと他社プロダクトとのAPI連携・管理を効率的に行うSaaSベンダー向けソリューション「JOINT iPaaS for SaaS」で、メールマーケティングサービス事業のラクスが提供する「配配メール」のコネクタの提供を始めたと2月5日に発表した。SaaS事業者はJOINT iPaaS for SaaSを活用してメール配信にかかる工数削減を実現できる。

ラクスの配配メールは、企業向けのクラウド型メール配信サービス。簡単にメールマーケティングが実行でき、顧客ごとのターゲティングやパーソナライズが可能。高い配信成功率と使いやすさを最大限に生かして、幅広いビジネスシーンで活用されている。データ連携のAPIによって他のシステムともスムーズに連携できるので、マーケティング活動を効率化することができる。

今回の連携を通じて、SaaS事業者はノーコードで自社サービスと配配メールにおけるメール配信に関するデータの連携が可能になる。配配メールを利用するユーザーは、CRM(顧客情報管理)や名刺管理システムなどと顧客情報を一元管理することができる。手動作業の削減によって生産性が向上し、マーケティングの精度向上が可能になる。利用には配配メールのアカウントと「APIオプション」の契約が必要。