博報堂グループが「HAKUHODOサイクロン」発足、生活者の今の気分をキャッチして活用

博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の3社横断の戦略組織「HAKUHODO DX_UNITED」は、クリエイターとメディアプラナーの一体型チーム「HAKUHODOサイクロン」を発足した、と2月10日に発表した。博報堂DYグループの次世代型広告モデル「AaaS」のソリューション群を活用して生活者ニーズや商品価値を発掘し、マーケティング課題に対応して事業成長に貢献する。

HAKUHODOサイクロンは、博報堂のクリエイターとグループ全体のメディアプラナーの総勢約60人で構成。注目され始めたトレンドの兆しや商品の意外な楽しみ方を、実際の行動データから生活者や社会の気分を捉え、メディア効果を高めるクリエイティブを開発する。その結果を見ながらメディアの最適化、クリエイティブや戦略の検証・アップデートを重ねて成果の持続的向上へ導く。

生活者の嗜好(しこう)が多様化する中で、時勢や市況の変化を最新データから読み解き、柔軟に施策をアップデートできる体制やソリューションが求められる。チーム名の「サイクロン」は継続的なPDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルを意味する「Cycle」と、常時接続を意味する「Always On」を組み合わせた。絶え間なく変化する生活者の気持ちのうねりや渦を捉えて、新たな答えを導き出す活動体のスタイルも表す。