日本テレビ・TBS・フジの3社がテレビ広告取引基盤「Ad Reach MAX」を担う新会社を設立へ
新会社「アドリーチマックス」を2027年2月事業開始、系列を超えて取引基盤を共通化
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日本テレビ放送網、TBSテレビ、フジテレビジョンの3社は、日本テレビが開発してきたテレビ広告取引基盤「Ad Reach MAXプラットフォーム(AdRM-PF)」の企画・開発・運営を担う新会社「アドリーチマックス」を10月に設立し、3社が出資すると10月13日に発表した。新会社の事業開始は2027年2月で、資本金は1億円。代表取締役社長には日本テレビ営業局総合営業センター担当部長の松本学氏が就く。事業開始までは準備会社として運営し、日本テレビの吸収分割によってAdRM-PFの事業を承継する予定。
AdRM-PFは、放送局の広告枠をWebサービス「スグリー」や、外部のDSP・SSPと接続するプログラマティック取引プラットフォーム「AdRM-EXchange」を通じて売買できる。スグリーは、地上波テレビ広告と「TVer」の広告をオンラインで発注し、レポートを見ながら運用できる。AdRM-EXchangeはリアルタイムビディング(RTB)に対応し、CM放送の数秒前に入札して広告枠を決定、放送する。柔軟なプランニングや効果検証が可能で、AdRM-PFを通じた取引実績のある広告主・広告会社は約200社に上る(9月時点)。
新会社は日本テレビが開発・運用してきたAdRM-PFの技術・ノウハウを承継し、プラットフォームの企画・開発・運営を担う。TBSテレビとフジテレビはAdRM-PFをテレビ広告市場の共通基盤に発展させる取り組みに賛同して出資。放送局を横断した広告在庫の活用やデータの蓄積・活用を進めるには継続的な投資・開発と、迅速にサービスを進化させる運営体制が必要で、3社は系列の枠を超えて新会社を設立し、独立した経営体制で事業推進力を強化する。TBSは2027年春ごろ、フジは2028年春ごろに接続する予定。
