第9回「日本マーケティング本 大賞2026」は『デジタル経済下の消費者行動』(青木幸弘・野村拓也編)
デジタル技術やAI、プラットフォームが情報探索や選択、購買をどう変えたか理解できる
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日本マーケティング学会は10月26日、第9回「日本マーケティング本 大賞2026」の受賞書籍を発表した。大賞には『デジタル経済下の消費者行動:新たな消費の出現とマーケティング対応』(青木幸弘・野村拓也編、有斐閣)、準大賞には『対話とイノベーション:対話によるデザイン行動と市場創造』(廣田章光著、中央経済社)と、『サステナブル・マーケティング:SDGs時代の消費者行動と市場対応』(上田隆穂・菅野佐織・兼子良久・福田怜生編、有斐閣)が選ばれた。
大賞の『デジタル経済下の消費者行動』は、デジタル経済の進展で変容する消費者行動を多面的かつ体系的に捉えた。「持たない」「選ばない」「つながる」「生み出す」「応援する」といった今日的な消費を取り上げ、デジタル技術やAI、プラットフォームの発展が、情報探索や選択、購買のあり方をどのように変えているのかを幅広く理解できる点が高く評価された。「研究者や学生だけでくマーケティング実務に携わる人にも有益な一冊」としている。
「日本マーケティング本 大賞」は、1年間に日本で出版されたマーケティング書籍(翻訳本を除く)を対象に、3000人を超える研究者や実務家が所属する日本マーケティング学会員の投票で選んでいる。今回は生成AIの普及やデジタル化の進展を背景に、マーケティングの新たな可能性を探る書籍が推薦された。ノミネートされた6作品から2次投票で大賞と準大賞が選ばれ、10月25日開催の「マーケティングカンファレンス2026」で授賞式が行われた。
