Facebookの広告配信システム「Audience Network」で広告を目にする人が10億人突破

米国Facebookは、同社の広告配信システム「Audience Network(オーディエンスネットワーク)」を通して広告を目にする人が10億人を超えた、と1月12日発表した。参加する媒体企業の増加とジャンルの多様さが要因となる。同社のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「Facebook」と画像共有アプリ「Instagram」に広告を出稿する企業は、オーディエンスネットワークにも広告を出すことで平均16％多くのユーザーに広告が表示でき、キャンペーン全体の効率を上げられるという。

オーディエンスネットワークはFacebook、Instagramの枠を超えて広告キャンペーンを展開し、ネットワークに参加するモバイルアプリ、モバイルウェブサイト、動画メディアなどを介してターゲット層に広告を届けられる。有力メディアの米国ワシントンポストや英国デイリーミラーなど世界中で新たな媒体がネットワークに加わり、日本では2016年12月にファッション動画サイト「C CHANNEL」が参加した。Facebook・Instagramの広告主はC CHANNELの利用者に動画広告が配信できる。