ビールは値下がり・発泡酒は値上がり、「酒税改正」の認知度は?理解度は?【Pontaリサーチ調べ】

発泡酒・新ジャンル購入者の3割超が、ビールに切り替え予定。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

ロイヤリティマーケティング(Pontaリサーチ)は、2026年10月1日の「酒税改正」に関する調査結果を発表した。ふだんお酒を購入する20代以上の1000人が回答している。

酒税法改正によりビール類(ビール・発泡酒・第3のビール)の酒税が一本化され、ビールは値下がり・発泡酒は値上がりとなる見込みだ。すでに一部スーパーや量販店で販売価格の改定が進んでいる。

酒税改正の認知率は6割超

まず「酒税改正」について聞くと、「内容まで知っている」19.3%、「聞いたことがある」45.3%だった。両者を合わせると認知率は64.6%だったものの、内容まで把握している人は約20%にとどまった。一方、「知らなかった」は35.4%だった。

性年代別に見ると、「内容まで知っている」は男性20代が33.0%でもっとも高い。男性は、すべての年代で「内容まで知っている」が、女性の同年代を上回った。

2026年10月の酒税改正の認知について
2026年10月の酒税改正の認知について

「酒税改正後のお酒の購入量」は、「変わらない」67.8%が最多。「増えそう」「やや増えそう」と増加見込みは計7.9%だった。一方「減りそう」「やや減りそう」が計17.2で上回った。

「酒税改正後に、購入するお酒の種類を変えると思うか」では、「変える予定」3.7%、「変えることを検討している」13.2%だが、「あまり変える予定はない」「変える予定はない」の合計は71.1%と多数派だ。

お酒の購入量の見込みと、お酒の種類の変更意向をかけ合わせてみると、「購入量は変わらない」かつ「お酒の種類の変更予定・検討なし」が65.3%で半数を超える。だがお酒の種類の「変更予定・検討あり」と回答した人では、購入量の見込みが分かれており、全体の7.6%は購入量の増加を、8.0%は現状維持を、3.8%は減少を見込んでいた。

酒税改正後のお酒の購入量
酒税改正後の購入する酒類変更の有無
酒税改正後の購入量の変化×酒類変更の有無(n=860。酒税改正後の購入量もしくは酒類変更について「わからない」と回答した人を除く)

ふだん、発泡酒または新ジャンル(第三のビール)を購入している人に、「酒税改正後にビールへの切り替えを考えているか」を聞くと、「ビールに切り替える予定」11.0%、「一部だけビールに切り替える予定」23.5%、「切り替える予定はない」31.6%、「その他のお酒に切り替える予定」8.1%で、切り替え派も切り替えない派も3割台で割れている。

酒税改正後ビールへの切り替えを考えているか(n=383。ふだん、発泡酒または新ジャンルを購入している人)

「酒税改正を機に、メーカーが発泡酒・新ジャンル(第三のビール)の商品をビールに変更する動き」に対して、「好意的に感じる」9.3%、「やや好意的に感じる」19.8%、「あまり好意的に感じない」「好意的に感じない」の合計は14.9%で好意的な回答が大きく上回った。

ふだんもっとも購入しているお酒別では、ビール最頻購入者では「好意的に感じる」13.7%、「やや好意的に感じる」23.6%で、発泡酒・新ジャンル最頻購入者では、それぞれ6.3%、28.0%だった。

発泡酒・新ジャンルからビールへ商品を変更する動きへの意見

調査概要

  • 【調査対象】ふだんお酒を購入する20代以上の男女、「Pontaリサーチ」会員
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】8月25日~9月3日
  • 【有効回答数】1000人
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