ユーザー視点からのチェック＆想定閲覧目的の達成度合いは？

ユーザー視点からのチェック＆想定閲覧目的の達成度合いは？

ここからは外部の「チケットぴあ」のページに移るので、今回はここまでとした。最後に、今回の想定ユーザー視点でのチェックと、想定目的の達成度合いをまとめておこう。

ユーザー視点から気になったポイント

今回は、「最近浦和レッズのファンになった人」というユーザーの視点で、サイトを見てみた。その視点から見て、気になった点を最後にまとめておこう。

• 「トップチーム」ページで、各選手とスタッフが一覧で表示されているが、名前の部分がクリックできることが、ぱっと見でわからないのが残念だ
• 選手の個人ページで、コンテンツが少ないのが不満
• 選手の個人ページにある、［前の選手］［次の選手］のボタンは実用性が低い
• 「席種・料金」のページで、コアなファンでないユーザー目線で作られていない箇所が散見される
• 「チケット残券情報」ページで、チケット購入ができるサイトの表示のしかたが素っ気なさすぎて、一目では分かりにくい

想定目的の達成度合いは？

また、今回想定した閲覧目的は、以下の3つだった。

• お目当ての選手について調べる
• 観戦チケットを購入する

「浦和レッズ」のサイトを見てきて、結果的に今回想定した目的の達成度合いは下記の通りだった。

データ解析的に、どういうところに着目して数字を見たらよいかについては、次回の「日本相撲協会」サイトと一緒に解説していく。

さてこの連載では、

• Webサイトのオーナーか管理者の方からの「かってに解析」してほしいリクエスト
• 「かってに解析」されたサイト運営者・管理者の方からの異論や反論

などを随時募集している。希望者は、（web-tan@impressrd.jp）までお寄せいただきたい。