スポンサードサーチ Ver.3で押さえておきたい機能強化と変更点 6つのポイント

ベールを脱ぎつつあるスポンサードサーチ Ver.3の新機能＆変更点

事前設定が始まり、すでに一部の機能が先行リリースされ、Yahoo!リスティング広告「スポンサードサーチ Ver.3」への移行がいよいよ間近に迫ってきた。それにともない、新機能や変更点についての具体的な情報も移行ポータルで公開されており、「スポンサードサーチ Ver.3で何が変わるのか？」「広告主はどう対応しなければいけないか？」など、広告主にとって気になる点も明らかになってきた。今回は、現状で明らかになっている新機能や変更点について改めて整理してみよう。

なお、事前設定については移行ポータルの「事前設定関連」記事や前回の「スポンサードサーチ Ver.3への移行事前設定スタート！ 済ませておくべき2つの設定」を参考にしてほしい。

移行ポータルにも新たに「事前設定関連」という項目が設けられ、詳細な情報が掲載されている。ぜひ確認しておこう。
※画像はサンプルです。実際の表示とは異なる場合があります

スポンサードサーチ Ver.3での変更は、広告主にとってのメリットをさらに向上させることに重点が置かれている。同等以上の広告効果を最小限の運用負荷で実現することを目指して、次のような強化が行われている。

• 検索キーワードと広告のマッチング精度向上
• マッチタイプ（検索方式）の拡張による細かい入札設定の実現
• 入札オプションの拡充による、手間のかからない自動入札の実現

では、具体的な機能強化や変更点について見ていこう。以下では、次の6点を解説する。

• マッチタイプの拡充によるキーワード設定の強化
• 対象外キーワードの設定可能数が大幅に拡張
• 統合されて使いやすくなった管理画面
• TPOに合わせて広告配信できるターゲティング機能の強化
• 広告プレビューツールの追加
• レポートのカスタマイズ性が向上