「AIっぽい広告」で逆に印象アップ? 20代では約7割が企業に好印象【SPinno調べ】

AI生成の店頭POPや店内ポスター、意外と受け入れられる? 好印象が悪印象を上回る。

今井扶美(Web担編集部)

6:00

SPinnoの「それ行け!販売促進部」は、「生成AIで作られた店頭販促物に関する消費者意識調査」の結果を発表した。「生成AI」という言葉を知っており、月2~3回以上実店舗を利用する23~65歳の男女224人が回答している。

販促物に「AIらしさ」を感じた経験は65.2%、好印象が悪印象を上回る

店頭POPや店内ポスター、メニューなどの店頭販促物を見て、「生成AIで作られたのではないか」と感じた経験

まず、店頭POPや店内ポスター、メニューなどを見て「生成AIで作られたのではないか」と感じた経験を聞くと、「よくある」が19.6%、「ときどきある」が34.4%、「まれにある」が11.2%となった。合わせて65.2%が、販促物に「AIらしさ」を感じた経験があると回答している。

生成AIで作られたと感じた際の企業・店舗への印象の変化

そのような経験があると答えた人に対し、企業・店舗への印象の変化を聞いたところ、「変わらなかった」が40.4%で最も多かった。また、「良くなった・どちらかといえば良くなった」は計37.7%で、「悪くなった・どちらかといえば悪くなった」の計21.9%を15.8ポイント上回った。

【年代別】生成AIで作られたと感じた際の企業・店舗への印象の変化

年代別に見ると、20代では販促物を「生成AIで作られた」と感じた経験がある人は84.0%にのぼった。そのうち、企業・店舗への印象が「良くなった・やや良くなった」と答えた人は69.0%だった。

一方、印象が良くなった割合は30代で34.3%、40代で25.6%、50代で15.0%、60代以上で10.0%と、年齢が上がるごとに低くなっていく傾向だった。40代以上では「変わらなかった」が過半数を占めていた。

【男女別】生成AIで作られたと感じた際の企業・店舗への印象の変化

また、男女別では、印象が良くなった割合はともに37.7%だった。一方、悪くなった割合は男性の13.0%に対して女性は29.9%と、16.9ポイントの差があった。男性では「変わらなかった」が49.3%で最も多かった。

生成AIを使った店頭販促物に必要だと思う対応

最後に、企業・店舗が生成AIを使って販促物を制作する際に必要だと思う対応を聞くと、「生成AIを使用したことを明記する」が29.0%で最多だった。続いて「文字・文章・画像に不自然な部分がないか確認する」が28.6%、「商品画像が実物と大きく異ならないか確認する」が28.1%となった。

また、「著作権・肖像権などの権利関係を確認する」は27.7%、「価格・商品内容など、掲載情報の正確性を確認する」は26.8%にのぼり、さまざまな視点での配慮が求められていることがわかった。

調査概要

  • 【調査対象】「生成AI」という言葉を知っており、月2~3回以上実店舗を利用する23~65歳の男女
  • 【調査期間】2026年9月15日~9月25日
  • 【有効回答数】224人
  • 【調査方法】ジャストシステム提供「Fastask」によるインターネット調査
  • 【備考】本アンケートでいう「販促物」とは、店頭POP、店内ポスター、メニューなどを指す。回答者が見た販促物に実際に生成AIが使用されていたかは確認しておらず、回答者本人が「生成AIで作られたのではないか」と感じた経験をもとに回答している。
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