社長の住む街ランキング、14年連続のトップは? 港区は6人に1人が社長【TSR調べ】

社長が最も多く住んでいるのはどこ? 東京都以外では神奈川県の「葉山町」が上位。

今井扶美(Web担編集部)

6:00

東京商工リサーチ(TSR)は、2026年の全国「社長の住む街」調査の結果を発表した。同社の企業データベースに登録された社長の居住地を抽出し、町村別や市区郡別、性別、年代別などでランキング化している。

社長の住む街は「港区赤坂」が14年連続首位、西新宿は初の4,000人超え

2026年 社長の住む街ランキング(町村ベース)

調査によると、社長が最も多く住む街は、東京都「港区赤坂」の4,709人だった。前年から113人増え、14年連続でトップを維持している。2位は「新宿区西新宿」の4,038人で、初めて4,000人を突破。3位は「港区六本木」の3,638人となった。

赤坂や西新宿などは都心の主要ビジネス街へのアクセスに優れ、高級マンションが建ち並ぶ土地として、経営者層から根強い支持を集めている。4位は前回6位から順位を上げた「港区芝浦」、5位は「港区南青山」、6位は「渋谷区代々木」、7位は「中央区勝どき」と続き、上位10地区はすべて東京都内だった。

東京都以外の上位町村

東京都以外では、神奈川県の「三浦郡葉山町」が1,712人で最多となり、全国順位は前回56位から54位に上昇した。海や緑に恵まれた生活環境が人気を集めている。次いで、大阪府の「大阪市西区南堀江」が1,691人で全国57位、「大阪市福島区福島」が1,466人で82位だった。

市区郡別の社長数は「世田谷区」が1位、港区は6人に1人が社長?

2026年 社長の住む街ランキング(市区郡ベース)

市区郡別では、東京都の「世田谷区」が6万1,064人で1位となった。2位は「港区」4万6,204人、3位は「渋谷区」3万3,505人、4位は「新宿区」3万2,926人だった。

一方、人口に占める社長比率は「港区」が17.1%で最も高かった。次いで「渋谷区」14.5%、「目黒区」9.3%、「新宿区」9.2%と続いている。港区の社長比率は前年の16.5%から0.6ポイント上昇し、住民のおよそ6人に1人が社長という結果になった。

東京都以外の上位市区郡

東京都以外の社長数を市区郡別で見ると、埼玉県の「川口市」が2万2,607人で最多となり、全国13位に入った。次いで、千葉県の「船橋市」が1万5,943人で20位、兵庫県の「西宮市」が1万5,475人で21位だった。社長比率は「福岡市中央区」が6.2%と高く、東京都以外では突出していた。

女性社長も「赤坂」が最多! 40代以下は「西新宿」、70代以上は「成城」が人気

2026年 女性社長の住む街ランキング(町村ベース)

また、女性社長が最も多く住む街も「港区赤坂」で、1,255人だった。2位は「港区南青山」1,077人、3位は「港区六本木」903人と続いており、上位10地区のうち、港区が7地区を占めた。

年代別 2026年 社長の住む街ランキング(町村ベース)

年代別では、40代以下は「新宿区西新宿」が207人で1位となり、2位は「中央区晴海」178人、3位は「港区芝浦」174人だった。50代と60代は、いずれも「港区赤坂」がトップだった。

一方、70代以上では「世田谷区成城」が181人で最多となった。2位は「大田区田園調布」180人で、年齢の高い社長は、静かで歴史のある住宅地を選ぶ傾向がうかがえた。

2026年 社長の住む街ランキング(都道府県庁所在地)

都道府県庁所在地ごとに、人口に占める社長比率を比較すると、「東京23区」が5.7%で1位だった。2位は「大阪市」4.2%、3位は「福岡市」3.4%、4位は「京都市」3.3%と、大都市圏の中核都市が続いた。政令指定都市以外では、「徳島市」が3.0%で最も高く、全体では7位だった。

調査概要

  • 【調査対象】東京商工リサーチの企業データベース(約450万社)に登録された社長(個人企業を含む)
  • 【調査方法】社長の居住地を抽出し、ランキング化
  • 【集計上の注意】居住地の最小単位は町村で、丁目は区分しない。同一人物が複数企業の社長を務める場合は、売上高が大きい企業を採用し、重複企業は対象外