BtoB企業、生成AI活用も「独自性の確保」に課題【ITコミュニケーションズら調べ】

上流工程で活用が浸透し時短が進むが、「社内知見」や「自社データ」も不可欠。

冨岡晶(Web担編集部)

8月6日 6:30

ITコミュニケーションズは、「コンテンツ制作における生成AIの“活用深度”」に関する調査結果を発表した。B2Bマーケティングとの共同調査で、BtoB企業の広報・マーケティング・営業企画業務に携わる担当者500人が回答している。

各工程で8割超が作業時間の短縮を実感、情報収集・企画での活用が先行

まず「コンテンツ制作における生成AIの位置づけ」を聞き工程ごとに活用度を見ると、「情報収集・リサーチ」では59.8%、「企画立案」では60.2%が中心的・補助的に活用を行っていた。一方で「コーディング」や「効果測定」などの工程では相対的に活用割合が低い傾向が見られる。

コンテンツ制作における生成AIの位置づけ


「作業時間の変化」では、すべての工程において「短縮した(大幅・やや・わずか)」が8割を超える。特に、「情報収集・リサーチ」「企画立案」といった上流工程で実感が強い。

作業時間の変化

そして「独自性・専門性・信頼性の向上に役立ったと感じる情報源」を聞くと、「社内の専門家による知見・ノウハウ」42.0%が最多。「自社独自のデータ・調査結果」34.2%がそれに続き、自社内に蓄積された知見や一次情報が重要で、「生成AIによるアウトプット」24.7%はあくまで補完的な立ち位置だった。

独自性・専門性・信頼性の向上に役立ったと感じる情報源


調査概要

  • 【調査対象】BtoB企業の広報・マーケティング・営業企画業務に携わる担当者(25~60歳の男女)
  • 【調査方法】インターネットリサーチ
  • 【調査時期】2026年4月月2日~5日
  • 【有効回答数】500人
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