サントリー「ヨーグリーナ」Twitter分析　「あおり商法」拡散も味には好意的？

　総合メディアモニタリング会社の内外切抜通信社は、4月14日の発売後に安定供給ができないことを理由に一時出荷停止を発表した「南アルプスの天然水＆ヨーグリーナ」について、Twitterの露出調査を実施した。

　調査は出荷停止の発表があった4月17日を対象にツイートを集め、1時間ごとに集計を取った。総ツイート数は3万6488件で、最もツイート数が多かった時間帯は正午12時台の4090件だった。

　10時8分に「日経産業新聞」のアカウントが出荷停止を報じるツイートを投稿したのをきっかけに10時台は540件と件数が増加。その後、10時55分に「livedoorニュース」のアカウントが「あおり商法」という言葉を用いた「産経新聞」の転載記事をツイートし、急速に拡散した。11時台は1951件、12時台は4090、13時台は2581件で、このlivedoorニュースのツイートはこの日だけで1654件の公式リツイートがあった。

　14時台から17時台は2000件を下回るツイート数だったが、18時6分に「オレ的ゲーム速報」のアカウントがツイートしたことで再び盛り上がりを見せ、18時台は3453件、以降23時台まで2000件を上回るツイート数を続けた。

　全3万6488件のツイートのうち、公式リツイートは7924件で21.72％。画像アップロードなども合せたURLを含むツイートは1万5260件で41.82％、特定のアカウントに向けて発信されたリプライは2538件で6.96％だった。

　「あおり商法」「品薄商法」など「商法」というワードを含むツイートは4565件で12.51％に及んだが、「美味」「うまい」「おいしい」など味に好意的なワードを含むツイートは6917件で18.95％だった。また、リプライの2538件に限定すると、味に好意的なワードを含むツイートは555件で21.87％となり、味を評価する会話が行われていたことをうかがわせた。

画像付き記事は以下
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