デジタル庁が「行政データにおける機械可読性に関するルール」の適合判定ツール「Harunobu」公開

採点結果の確認によってどこをどう直せばいいかが確認可能、「Excel」・CSV・TSVファイルに対応

山川 健(Web担 編集部)

7:01

デジタル庁は、手元のデータがどの程度「行政データにおける機械可読性に関するルール」に適合しているか点検・採点できる判定ツール「Harunobu」を公開した、と10月21日発表した。採点結果の確認によってデータのどこをどう直せばいいかが分かり、機械可読性が改善できる。「Excel」ファイルとCSVファイル、TSVファイルに対応する。開発者向けプラットフォーム「GitHub」で公開している。

機械可読性は、特別な処理や手動の修正なしでコンピュータプログラムが自動的にデータを加工・編集できる性質。紙に印刷して人が見ることを前提にしたフォーマットだとデータ分析ソフトやAIが処理しにくい構造になっている。行政データにおける機械可読性に関するルールはデジタル庁が3月に公表した。閲覧・転記可能▽集計・分析可能▽連携・自動化可能--の3段階のレベルを設定している。

Harunobuは同ルールに照らして点検し、100点満点で採点する。デジタル庁が開発した。違反箇所とその理由も示すため、結果を確認しながらデータの改善点が検討できる。ユーザーのローカル環境で動作するほか、ライブラリとしてデータ処理システムに組み込むことも可能。AIによる判定補助機能をオンにしなければ、プログラムの中で機械的に行われ、ファイルの内容が外部に送信されることはない。

ルール適合チェックの流れ