モバイルサイトXHTMLコーディングのチェックポイント など10記事(海外&国内SEO情報)
日本語で読めるSEO/SEM情報
- モバイルサイトにおけるXHTMLコーディングのチェックポイント
(これからゆっくり考L +α)日本の携帯電話は“ガラパゴス携帯”とも揶揄され、独自の進化を遂げている。これが影響を与えているのか、モバイルサイトのコーディングもPCサイトよりずっと難解なようだ
SEOも大切なのだが、アクセスを集めた後にユーザーにサイトに滞在してもらい、コンバージョンアクションを起こしてもらうための見やすく使いやすいデザインも、重要である。こちらの記事では、携帯サイトをXHTMLでコーディングする際のチェックポイントを解説している
このコーナーでも以前にお伝えした携帯サイト(html)の制作に入る前に確認しておきたいチェック項目も秀逸だったので、こちらも併せて参考にしてほしい。
- 2009年 ヤフー 検索キーワードランキング 発表
(ヤフー・ジャパン検索ランキング)日ヤフーが、Yahoo!検索の年間ランキング「2009検索ワードランキング」を公開した。総数ランキングのトップ3は次のとおり。
- YouTube
- mixi
- 2チャンネル
一方、グーグルも「Google Zeitgeist(グーグル・ザイトガイスト)」という名称で、関心の高かったキーワードのランキングを毎年発表している。日本のグーグル検索の今年のランキングトップ3は、次のとおり
- yahoo
- youtube
- mixi
ヤフーとグーグルでは、集計方法や順位の出し方が異なっているはずだが、YouTubeとmixiは、日本のインターネットユーザーがもっとも興味関心をもったサイトであることは間違いなさそうだ。
- SEOのためにはFlashを使うべきではない……というわけではない
(SEMリサーチ)SEOを考慮するなら、Flashは使わないほうがいいこの意見は、今も昔も変わらないだろう。Flashの提供元のアドビ システムズ社は、主要な検索エンジンと協力してFlashのためのSEO情報を提供するサイトを公開しているし、グーグルはFlash内のコンテンツのインデックス化に成功している。しかしそれでもなお、テキストベースのWebページのほうが、検索エンジンには優しいのである。
ただしSEOにはFlashは向かないということが、即Flashサイトの全否定につながるわけではない。この辺りに関する見解を、Web担でもおなじみの渡辺隆弘氏が述べている。
- Google Analyticsでさらなるキーワードの最適化
(REAL SEO)アクセス解析ツールは、「ただ単にデータを眺めて終わり」にしてはいけない。データを見てサイトの改善につなげることが、アクセスデータを取得する目的である。
この記事では、Google Analyticsを利用して、成約率の高いキーワードを分析する方法を説明している。成約率の高いキーワードを優先的にSEOの対象にしていけば、さらに成果が伸びるはずである。
- SEO業者事業仕分け
(京都のSEOコンサルタント松尾茂起のブログ)今年の新語・流行語大賞のトップテンに選ばれた「事業仕分け」のSEOバージョンである。説明はしないので、読んで笑っていただきたい。
・最適なパンくずリストの作り方
・グーグルの新しいUIを体験しよう
・バックリンクが効果を表すのにかかる時間はどのくらい?
・Google AdWordsキーワードツールの落とし穴
・関連キーワードに囲まれたアンカーテキストは効果が6.83255%アップ……?!
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- 最適なパンくずリストの作り方
(Search Engine Journal)Search Engine Jounralが、パンくずリストのベストプラクティスに関する記事をアップした。以下に要点を説明する。
ユーザーの役に立つときに使う
大規模で、複数の階層構造を持つサイトに役立つ。キーワードを入れることで、SEOにも貢献するが、キーワードの羅列は人間には見づらいし、かえって検索エンジンに嫌われるかもしれない。たとえば、トップページへのパンくずリンクは、一般的に使われる「HOME」や「TOP」を使うべきで、キーワードにすべきではない。現在のページはハイパーリンクにしない
リンクを貼るのは、直前のパンくずリストまでにする(ユーザーに識別しやすくするためと思われる)。メインのメニューバーの置き換えにしない
パンくずリストはサイトの構造を水平方向に視覚化したもの。一方サイドバーのナビゲーションメニューは、垂直方向にリスト表示したもの(両方必要だということ)。固定のパンくずリストを使う
ユーザーの通った経路に従って、動的にパンくずリストを作ることもできるが、どこをどう通ろうが、いつも決まった静的なパンくずリストにすべきである(いちばんの問題点は、動的パンくずリストが重複コンテンツになるURLを生成するから)。ページのtitleにパンくずリストを利用しない
title要素にもパンくずリストと同様の内容を入れているサイトもあるが、そうすると長くなりすぎることがあるからである。
グーグルが検索結果で、URLの代わりにパンくずリストを表示するようになり、今後はパンくずリストの使用も、SEOのポイントになってくるかもしれない。
- グーグルの新しいUIを体験しよう
(Google Blogscoped)グーグルが、新しい検索インターフェイスをテストしていることを先週お伝えした。誰でも新UIを体験できる手段をGoogle Blogoscopedが教えてくれた。やり方は簡単で、Google.comへ行き、次のコードをアドレス欄に入力してEnterキーを押すだけである。google.co.jpでは効果がないので、google.comにアクセスしても自動的にgoogle.co.jpに飛ばされる場合は、このリンクからgoogle.comに移動して、URLが「http://www.google.com/」となっていることを確認して行ってほしい。
javascript:void(document.cookie="PREF=ID=20b6e4c2f44943bb:U=4bf292d46faad806:TM=1249677602:LM=1257919388:S=odm0Ys-53ZueXfZG;path=/; domain=.google.com");
今のところ現在のUIとやれることは変わらないが、どちらのデザインがお好みだろうか?
- バックリンクが効果を表すのにかかる時間はどのくらい?
(WebmasterWorld)価値が高いと思われるバックリンクを獲得できたとしたら、どのくらいで効果が実感できるのかと、WebmasterWorldのメンバーが質問を投稿した。
モデレータたちは、さまざまな状況・条件が考えられるから回答できない質問だと答えた。そのうえで、管理者のtedster氏は次のようなコメントを残した。
ソーシャルメディアのようなサイトの種類からのリンクは、初めはかなり強い影響力を持つが、すぐに力を失っていく。一方で最少の影響しか与えないものの、月日が経つにつれ徐々に効果が上がってくるように思えるサイトの種類もある。
さらに長い年月が経つと別の現象もあるようだ。更新のないページからのリンクや、更新がなかったり新しいリンクが張られなかったりするページへのリンクは、力を失っていく。いわば、ウェブのリンクグラフの墓場みたいになってしまうのだ。
- Google AdWordsキーワードツールの落とし穴
(High Rankings Forum)グーグルがアドワーズ広告主向けに提供しているキーワードツールは、月間検索数も表示されるので、キーワードリサーチに重宝しているWeb担当者も多いことだろう。しかし、検索数を調べるときに注意すべき点がある。それは、単独キーワードの検索数を知りたい場合はキーワードのマッチタイプを「完全一致」に変更するべきだということだ。
初期設定の「部分一致」では、指定したキーワードを含んだ検索のデータが表示される。たとえば「クリスマス」を指定したら、「クリスマス ケーキ」「クリスマス プレゼント」などのデータも含まれるのだ。詳しい解説はここでは避けるが、アドワーズ広告でのキーワードリサーチを目的としたツールであって、SEOが目的ではないからこのような仕様になっている。SEO目的での単体キーワードを調査するときは、気を付けていただきたい。
- 関連キーワードに囲まれたアンカーテキストは効果が6.83255%アップ……?!
(High Rankings Forum)High Rankingsフォーラムで次のような質問が投稿された。
アンカーテキストの周囲に関連性のあるキーワードが存在すると、リンクの効果が増すとよく言われる。いったいどのくらい効果アップするのだろうか。フォーラム管理者ジル・ワーレン女史は、次のように答えた。
多くの人がそう信じているけれど、本当かどうか確実に確かめる術がないからわかりませんね。質問者は別のスレッドでもまったく同じ質問をし、ワーレン女史は、今度は次のように回答した。
6.83255%、効果アップするわ。もちろん、事実データではなく、皮肉も込めたジョークである。“1ページあたり250語必要”という、一昔前に言われたSEO都市伝説となんら変わらないと切り捨てている。
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