リンク購入よりもお得? インフォグラフィック マーケティング など10+1記事(海外&国内SEO情報)
- リンク購入よりもお得? インフォグラフィック マーケティング
(SEO Japan)各種の情報やデータを画像で表すインフォグラフィックが、バイラルコンテンツとして注目を浴びている。日本にもその波が訪れてきているようだ、アイオイクスが「Googleの歴史と現在」をインフォグラフィックで表現した。内容もさることながら青・赤・黄・緑のグーグルカラーできれいに仕上がっているデザインも目を引く。
7月に開催されたCSS Nite SEOでも、「有料リンクに費やすコストを流用して、インフォグラフィックなどのバイラルを生むコンテンツを自社で作ってみる」という考えを提唱していたアイオイクスだが、問い合わせたところ、依頼されてこのインフォグラフィックを作るとしたら20~40万円ほどかかるとのことだった。リンク購入に年間20万円以上
浪費消費している企業もあるのではないだろうか。そうした費用を、「良いコンテンツ」作りにまわしてみるのはどうだろうか。効果があるかどうか不明でかつ危険がつきまとうリンク購入よりも、よほど役に立つのではないだろうか。
日本語で読めるSEO/SEM情報
- Yahoo!カテゴリは存続
(Yahoo!ビジネスエクスプレス スタッフブログ)日ヤフーが検索エンジンにグーグルを採用することを発表して以来、ウェブ担当者が気になっていた問題の1つにYahoo!カテゴリの取り扱いがある。Yahoo!ビジネスエクスプレス スタッフブログが、Yahoo!ビジネスエクスプレスとYahoo!カテゴリのサービス提供を継続することを公式アナウンスした。
Q.Yahoo!ビジネスエクスプレスとYahoo!カテゴリのサービス提供はどうなりますか?
A.
引き続き、サービス提供いたします。
Googleの検索エンジンと検索連動型広告配信システムの採用にともなって、
Yahoo!ビジネスエクスプレスやYahoo!カテゴリが終了することはございません。サービス内容もこれまでと変わりないとのことである。
次に気になるのは「ヤフー独自の味付け」にヤフカテ登録サイトの優遇処置が入るかどうかだ。しかし、検索データ提供の仕組みを考えると、おそらくオーガニック検索での順位への影響は、グーグルの通常の評価レベルに留まるだろう。
- 絶対に知っておきたい Google Analytics、77の注意点
(カグア!Google Analytics 活用塾:事例や使い方)知っておきたいGoogle Analyticsのデータの算出方法や仕様を全部で77個まとめた記事。Google Analyticsを利用するウェブ担当者はひととおり理解しておいて損はない項目ばかりだ。
まとめあげるのにさぞ時間がかかったであろう。とても役に立つコンテンツに仕上がっている。
- あなたのロングテールキーワード戦略は間違っている
(リアルSEO)「ロングテールを狙え」とはよく言われるSEOである。しかしあなたがロングテールだと考えているキーワードは、実はロングテールではないかもしれない。仮にロングテールキーワードだったとしても、ライバルがひしめくロングテールキーワードかもしれない。狙うべきロングテールキーワードは、検索数は少ないもののコンバージョン率が高くかつ競争相手がほとんどいないキーワードである
こちらの記事で、ロングテールキーワードに対する考え方を再度確認するといいだろう。
- モバイルサイト公開直後に実行すべき施策×5
(ウェブ力学)つい最近携帯サイトへの挑戦を始めたWeb力学の石川氏が、携帯サイトの公開直後に知っておきたいこととして次の5項目を簡潔に解説している。
- QRコードの作成
- 検索順位の確認
- 主要検索エンジンへの登録
- 無料ブログの利用
- アクセス解析の導入
これから携帯サイトにとりかかるウェブ担当者や携帯サイトを公開したばかりのウェブ担当者にとって参考になるだろう。
・グーグルのインデックススピードはBingに劣っている? いやいや悪いのは準備中ページ
・ペナルティサイトに発リンクしたらあなたのサイトもペナルティ
・グーグルが“リアルタイムSERP表示”をテスト中
・類似サイトに埋没せずに上位表示する方法
・米ヤフーがBingへの移行を完了
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
・米国Yahoo!の検索結果はBing採用で何が変わったか?
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- グーグルのインデックススピードはBingに劣っている? いやいや悪いのは準備中ページ
(C-Change Media)新しいサイトを公開したものの、グーグルにいっこうにインデックスされないことを非難した記事が公開された。いっぽうBingは即座に検索結果に表示したため、Bingがグーグルよりも優れていると結論付けられている。
これに対してグーグルのマット・カッツ氏が次のように理由を説明した。
5月に公開された当初から7月後半までこのサイトには目に見えるテキストコンテンツがほとんどなく、書かれていたのはドメイン名くらいだった。
そこでグーグルはこのドメイン名をパークドメイン(※ドメイン名だけ取得して実質的なコンテンツを持たせずに空の状態でインターネットに駐留させておくドメイン名)だと認識した。
その後、新しいコンテンツが追加されたことを発見し、パークドメインではなくなったことを認識した。ただしパークドメインから抜けだしたことを反映させるまでには数日を要した。その証拠に今現在は検索結果にドメイン名が出ている。
さらに新規にサイトを公開するときのアドバイスも付け加えた。
何か月間もの間、空っぽのページを見せておくべきではない。
新しくサイトを公開するつもりなら、どんなサイトになるのかについて数段落書いておくことを推奨する(ほんの2~3文でもないよりはマシだ)。
そうしておけば、そのドメイン名がコンテンツのないパークドメインじゃないと検索エンジンが認識する手助けになるだろう。
- ペナルティサイトに発リンクしたらあなたのサイトもペナルティ
(WebmasterWorld)ペナルティを受けているサイトにリンクを張っているサイトは、同様にペナルティ判定を受けてしまうことがある(ペナルティを受けているサイトからリンクを張られていても関係ない)。では、ペナルティサイトに1本でもリンクを張ってしまったら即アウトなのだろうか?
WebmasterWorldのフォーラム管理者 tedster は次のように回答している。
リンク1本くらいでペナルティを受けることはないだろう。問題になるのは悪質なサイトにたくさんのリンクを張った場合だ。
私のクライアントの1人は、四半期に一度発リンクをチェックしていてそのたびに悪くなってしまったドメイン名を1、2個発見しリンクを取り除いている。数が多くなってもグーグルの順位に問題が起こったことはない。
しかし、そのサイトは2,000ページほどがインデックスされていて少なくとも1,000個の異なるドメイン名に向けてサイトのいたるところからリンクを張っている。悪質なサイトにリンクを張っていたとしても割合は常に1%以下だ。悪質なサイトでも、最初にインデックスされたときは健全なサイトだった。
初めからペナルティサイトやスパムサイトに大量のリンクを張っているのでなければ、悪質サイトに数本発リンクしたくらいでペナルティを受けることはないようだ。とは言え、リンク先ドメイン名がペナルティを受けているようだったら直ちにリンクを外したほうがいいだろう。10本くらいだったら一度に外すともtedsterは言っている。
- グーグルが“リアルタイムSERP表示”をテスト中
(Rob Ousbey)グーグルで検索結果を表示するにはキーワードを入力した後に[検索]ボタンをクリックするかエンターキーを押す。しかし、キーワードの入力に合わせてリアルタイムで検索結果を表示するテストを、グーグルが実行しているようだ。次の動画を再生してみてほしい(動画プレイヤー右下のボタンをクリックして全画面で見るほうがわかりやすいだろう)。
これが実験であることをグーグルのスポークスマンが認めたと、TechCrunchが報じている。筆者は遭遇できていないが、Web担の読者に被験者に採用された人がいるかもしれない。Google.comで検索してみよう。
- 類似サイトに埋没せずに上位表示する方法
(Google Webmaster Central Help Forum)メーカーが準備した商品の説明文を小売店がそのままサイトに掲載したり、ニュースサイトから記事配信を受けたシンジケーションサイトが元記事と同じコンテンツを公開したりするのは、ごくありふれたケースだ。しかし、オリジナルのコンテンツを発信しているサイト(上記でいえばメーカーやニュースサイト)が、コンテンツを複製しているサイトよりも検索結果で下に表示されてしまう場合がある。本家がコピーに負けてしまっている状態だ。
これを防ぐための対処策を、グーグル社員のジョン・ミューラー氏が次のようにアドバイスしている。
- コンテンツを配信していること自体でペナルティを受けることはない。
- グーグルに自分がオリジナルだと示さなければならない。
- そのためにはユニークであるとして注目されるようなコンテンツが必要。
- コンテンツの文字数は重要ではなく、何かの点でユニークであるべき。
- 配信している記事とは別に独自の文章を1つ2つ追加するだけでもいい。
- もっと良いのは完全にオリジナルにすること。
これらのアドバイスは、他のサイトでも販売されている商品やサービスを取り扱っているときにも応用できる。その商品・サービスについて自サイト独自のコンテンツを付け加えることで、検索エンジンに対して「他の大勢と自分は違う」とアピールできるはずだ。
- 米ヤフーがBingへの移行を完了
(Yahoo! Search Blog)米ヤフーは、Yahoo.comのウェブ検索・画像検索・動画検索において、Bingのシステムへの移行を完了したと公式にアナウンスした。これでYahoo.comの検索結果はBingと原則的に同じになる。検索結果ページのフッターには“Powered by Bing”のフレーズがひっそりと表示されている。
日本国内の日本人を相手にするサイトにはほとんど影響しないだろうが、米国人を対象にした日本ツアーのようなインバウンドビジネスのサイトでは影響があるだろう。
なお米国の著名なSEOエキスパートの1人であるアーロン・ウォール氏によれば、ヤフー独自のペナルティフィルタはBingの検索結果に今のところ適用されていないとのことである。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
今週はBingへの移行が完了した米ヤフーの検索結果を分析した記事をピックアップ。
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