meta keywordsをどう扱うべきかの結論 など10記事(海外&国内SEO情報)

もろもろ多様な論が出たmeta keywordsに、ではどう対処すべきかの結論
よろしければこちらもご覧ください

日本語で読めるSEO/SEM情報

  • meta keywordsタグの結論
    (ツィッター)

    この「海外&国内SEO情報」のコーナーでも、各検索エンジンがmeta keywordsタグをどのように処理するかについての情報を紹介してきた。「ではどうするべきなのか」に関する1つの結論を、Web担でもおなじみの渡辺 隆広氏がTwitterでつぶやいている。

    meta keywordsタグは、検索エンジンがランキング指標に利用しようがしまいが、入れておくのが良いとのこと。もちろん、コンテンツに関係のないキーワードや、キーワードの詰め込みはSEOスパムなのでご法度である。

  • SEOを意識したサイトデザイン
    (SEO初心者のEvoブログ)

    SEO初心者のEvoブログが、SEOを考慮したサイトデザインを解説した。基本となるレイアウトを例に出し、個々の要素の適切な使い方をわかりやすく説明している。

    パンくずリストでどのようなアンカーテキストを使うのが良いか、コンテンツエリアで見出しをどう使ってどれくらいのコンテンツを置くべきかなど、細かい点で参考になる解説が含まれている。

  • ヤフーは、35文字以上のtitleタグはインデックスすらしない?
    (YahooのSEO対策で検索エンジン上位表示調査)

    ヤフーは、titleタグの記述を検索結果のページタイトルとして利用する場合、全角でだいだい34文字までしか表示しない。それ以降は「...」で省略される。しかし、表示しないだけであってインデックスはしているものと思われる。

    ところがこの記事では、自身の体験から35文字以降は検索の対象になっていないようだと述べている。

    筆者がtitleタグの省略されたフレーズで、いくつか調べたところ、検索結果に出てくるものもあれば、出てこないものもあり、はっきりと結論付けられなかった。なお、グーグルは省略される部分もインデックスされ、検索の対象になる。

  • 【グーグル公式】モバイルサイトとPCサイトの正しい振り分け方
    (Googleウェブマスター向け公式ブログ)

    グーグルが先週に続いて、モバイルサイトに関する極めて重要な情報を公開してくれた。モバイルサイトとPCサイトの両方を運営している場合の、正しいリダイレクト方法と、ユーザーエージェントによる振り分け方法だ。やや高度な内容かもしれないが、モバイルサイトのWeb担当者は確実に理解しておこう。

  • Bingアップデートか?
    (インフォキュービックSEOブログ)

    参考になるヤフーのSEO情報を公開しているインフォキュービックSEOブログが、珍しくBingに関するエントリをアップした。今月の下旬に、Bingの検索順位に大きな変動が確認されており、これについて分析した記事である。

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
・関連性があるサイトからのリンクってどんなリンク?
・すべてのページは、検索からのランディングページである
・nofollowを使うマヌケになるな
・BingのXMLサイトマップの取り扱い方
・ハッキングされてインデックスから消えた政党サイト

海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ

  • 関連性があるサイトからのリンクってどんなリンク?
    (High Rankings Forum)

    次のような質問がHigh Rankingsフォーラムに投稿された。

    関連性があるサイトからのリンクを獲得するべきだとよく言われるが、「関連性がある」とはどんなサイトなのか?

    フォーラム管理者たちが返した回答は意外なものだった。ジル・ワーレン女史は、次のように答えている。

    「関連性のあるサイト」などというものは存在しません。リンクはリンクです、少なくともPageRankに対しては。

    関連性が重要だと言いたいところですが、グーグルに限って言えば、関連性のあるサイトからのリンクが評価されているようには思えません。

    別の管理者、ランディ氏の答えはこうだ。

    私見では、SEOにおける「関連性」が意味をもつのは、アンカーテキストに関してのみ。アンカーテキスト周辺の単語も関係すると主張する人がいるが、この理論を実証したデータは確認できていない。

    サイトの「テーマ」を検索エンジンが判断しているかというのが元々の質問の趣旨だとして、検索エンジンがサイトのテーマを検知するなんてことはSEO都市伝説の1つに過ぎないと考えておくべきだ。

    とはいえ、関連性はユーザーにとっては非常に重要なことではある。

    現状の検索エンジンに限って言えば、関連性など気にせずに、リンクが集まるような施策をすればよいということだろうか。うーむ。

  • すべてのページは、検索からのランディングページである
    (WebmasterWorld)

    WebmasterWorldで、ロングテールを狙ったページの増やし方に関する質問に対して、モデレータがとても参考なる回答を返しているので紹介したい。

    利用上の注意ページなどのいくつかの例外を除いて、どのページも潜在的なランディングページになりうる。すべてのページが、関係するトラフィックを引き寄せる見込みがあるんだ。だからできるだけたくさんページを増やしたほうがいい。

    ビッグキーワードでのアクセスを集めるために、トップページに対してだけSEOを施策するWeb担当者が多いと思うが、サイト内のあらゆるページにさまざまなキーワードでアクセスを呼ぶSEOにも目を向けてみてはいかがだろうか。

  • nofollowを使うマヌケになるな
    (Hobo UK SEO Company Blog)

    検索エンジンのロボットがリンクをたどり、PageRankやアンカーテキストを渡すことを禁止するnofollow属性を使うべきでないと述べた記事。

    自らの意思で認めて張ったリンクには、nofollowを付ける必要はまったくなく、リンク先がたとえ関連性のないサイトだとしても、マイナスな影響を受けることはないとのこと。nofollowを付けるのは、(スパムっぽいサイトのように)リンク先のサイトを保証できないときだけでいいと主張している。

    PageRankスカルプティングの無効化からもわかるように、nofollowは内部リンクにも外部リンクにも付ける必要はなく、張りたくないけれど張らざるを得ないサイトへのリンクや、有料リンクだけに付けるということである。

  • BingのXMLサイトマップの取り扱い方
    (Bing Webmaster Forum)

    Bingのウェブマスター向けフォーラムで、管理者のブレット・ヤント氏がXMLサイトマップの送信について、次のようにコメントした。

    XMLサイトマップを送信した直後にインデックスが始まるわけではない。通常と変わらないインデックスのアルゴリズムが適用される。

    XMLサイトマップ送信は、ロボットがページを発見する手助けになるが、何か特別な恩恵を受けるわけではないのだ。

  • ハッキングされてインデックスから消えた政党サイト
    (Google Web Search Help Forum)

    グーグルウェブ検索ヘルプフォーラムでのグーグル社員の発言によると、「合衆国緑の党(United States Green Party)」という政党のサイトが、ハッキングを受けてグーグルのインデックスから削除されたそうだ。バイアグラなどの薬品を売るサイトへの隠しリンクが何百と仕込まれていたとのこと。Googleウェブマスタツールから、Web担当者に通知を送っており、現在は回復している。

    同じような目にあわないように、サーバーのソフトウェアのアップデート遅れやパスワードの漏えいには十分注意したい。またGoogleウェブマスターツールにテスト導入された「不正なソフトウェアの詳細」機能や、「グーグル セーフ ブラウジング」ページで定期的にチェックするのもよいだろう。

この記事の筆者

鈴木 謙一(すずき けんいち)

「海外SEO情報ブログ」の運営者。株式会社Faber Companyの取締役Search Advocate(サーチ・アドボケイト)。

海外SEO情報ブログは、SEOに特化した日本ではもっとも有名なSEO系ブログの1つ。米国発の最新のSEO情報を中心に、コンバージョン率アップやユーザーエクスペリエンス最適化のための施策も取り上げている。

正しいSEOをウェブ担当者に習得してもらうために、ブログでの情報発信に加えて所属先のFaber Companyでは、セミナー講師や講演スピーカーを主たる役割にしている。

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