東京都 もしもに改善命令 ダイエット表示で景品表示法違反

自社および会員のECサイトで販売するダイエット食品など24商品が景品表示法に違反
よろしければこちらもご覧ください

東京都は9月7日、ドロップシッピング仲介業のもしも(本社東京)に対し、自社および会員(ドロップシッパー)のECサイトで販売するダイエット食品など24商品が景品表示法に違反するとして、表示の改善を指示した。

都生活文化局によると、ダイエット食品について「レースクイーンが15キログラムもDOWN」「2週間以上使うとガリガリ状態に」など、実際よりも著しい効果があるかのようにうたっていた。加えて、「通常価格2万4000円が当店の特別価格63%OFF!」などと、根拠のない希望小売価格を表示し、実際よりもお買得とみせかけていた。

都は今年3月以降、文書で同社を注意していた。もしもによると「指摘された商品の表示については、指摘があったごとに速やかに修正したが、類似するほかの商品に手が回らなかった」(コンプライアンス室)としている。

もしもは今回の問題を受けて今年3月にコンプライアンス室を設け、表現を見直している。9月22日までに表示が誤りであったことをサイト上で公示する予定。

・ドロップシッピングサービス事業者に表示の改善を指示(東京都)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/09/20k97200.htm

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをWeb担当者Forum編集部が追加している場合もあります。
※見出しはWeb担当者Forum編集部が編集している場合もあります。
※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

この記事の筆者

「日本ネット経済新聞」は、インターネットビジネスに関連する宅配(オフィス配)のニュース情報紙です。日々変化するネット業界の情報をわかりやすく詳しく伝え、新しいビジネスヒントを提供していきます。前身のネット通販専門紙「週刊日流eコマース」(2007年1月創刊)の取材活動で培ってきた情報ネットワークをさらに拡大し発展させています。

このコーナーでは、日本ネット経済新聞編集部の協力により、毎号からピックアップしたEC関連のニュースや記事などをお届けしていきます。

→日本ネット経済新聞についてもっと詳しく知りたい

テーマ別カテゴリ: 
記事種別: