AM6は毎朝をマイ朝にする注目の情報チェックサービスだ

今日は、仕事を全体的にうまく回すための情報収集に関する話題を。「AM6」という、なかなかおもしろいサービスが始まったのです。
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今日は、普段のWeb担当者さんの業務に直接役立つネタとはちょっと違う方向ですが、仕事を全体的にうまく回すための情報収集に関する話題を。

「AM6」という、なかなかおもしろいサービスが始まったのです。

AM6は、「毎朝をマイ朝に」のキーワードで2月26日にスタートした、「情報収集を助けるサービス」です。

AM6をわかりやすく表現すると、「自分の選んだサイトの更新情報を、毎朝ケータイメールで受け取って確認するサービス」。用意されている数百のサイトから、自分がチェックしたいサイトを選んでおけば、指定した時間に更新情報がメールで届くのです。

技術的には、単にRSSフィードを取得して流しているだけなのですが、

  • 企業からの押し売りではなく、自分の欲しい情報だけを選べる
  • 「朝」という時間にフォーカスしてプッシュで情報が届く

という2点により、忙しいサラリーマンの情報収集を助ける便利なツールになる予感。

とりあえず朝の一服をしながら、駅まで歩きながら、電車の中でなど、1日の業務が本格的に始まる前に、自分向けにカスタマイズされた最新情報を手軽にチェックできます。あ、「AM6」という名前ですが、メール送信の時刻は自分で選べますのでご安心ください。

更新をチェックできる情報も、ニュース、天気、ブログなどさまざま(意外と人気なのが「大型倒産情報」だというのがおもしろいところ)。対象サイトがケータイでの閲覧に対応していなくても、AM6側でグーグルのモバイル向け変換サービスを介して表示できるようにしてくれます。

ケータイ専用サービスなので、利用にはケータイが必須です。そりゃそうだ。PCを立ち上げてメールを見られる環境なら、RSSリーダーを使うほうが便利ですからね。「朝の時間」にフォーカスして、シーンに合ったケータイを利用するようにしたのが、このサービスのポイントですね。これが米国だと車を運転しながら聞くためのポッドキャストに自動変換するサービスといった感じになるのでしょうか。

とにかく、久しぶりに興味深いサービス。お試しあれ。

この記事は、メールマガジン「Web担ウィークリー」やINTERNET Watchの「週刊 Web担当者フォーラム通信」に掲載されたコラムをWeb担サイト 上に再掲したものです。

この記事の筆者

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレス
Web担当者Forum 編集統括(初代編集長)

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、Webサイト 「Web担当者Forum」初代編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開いる。現在は編集統括として媒体に携わる。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

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