グーグルのWebサイト不具合報告の仕組みがスゴすぎて驚いた

グーグルのサイトで画像のリンク切れがあったので報告しようとしたところ、そのスムーズさ、わかりやすさに驚きました
よろしければこちらもご覧ください

今日は、Webサイトのコンテンツに関して問題があったときに、訪問者にフィードバックしてもらうための仕組みについて。グーグルのサイトが、スゴく良くできてるんです。

御社では、サイトの内容に問題があった場合、どのようにフィードバックを受けるようにしているでしょうか。多くのサイトは、共通の問い合わせフォームやメールアドレスしか用意してないのではないでしょうか。

先日、グーグルのサイトで調べ物をしていて、画像のリンク切れがあったので報告しようとしたところ、そのスムーズさ、わかりやすさに驚きました。

こんな感じです。

リンク切れを発見したページをふと見ると、「フィードバックを送信」というリンクが、そのページのわかりやすい場所にありました。

「フィードバックを送信」をクリックしてみると、サービス自体へのフィードバックなのか、ドキュメントへのフィードバックなのかを選ぶ画面が出ました。

「ドキュメントのフィードバック」を選ぶと、一般的なフィードバックフォームが出ました。入力して「次へ」。

何か次のアクションを求められています。よく読んでみると……

実際の画面上で、どこに問題があったかを、クリックしたりドラッグしたりで指定できるようになっているのです。

「次へ」をクリックすると、場所を指定したのがスクリーンショットとして記録され、フォームに入力した情報に加えて、ブラウザの情報、ページのURL、ブラウザが読み込んでいたHTMLが自動的に記録されて、レポートが完成しました。

どうですか? すごいと思いませんか?

実際に試してみたい方は、Google Developersのページからどうぞ。

確かに、最近のアプリ系のフィードバックはこういった感じのものが多いですよね。それをうまくウェブにも適用している感じです。

これぐらいわかりやすいと、ユーザーも喜んでフィードバックに協力しようと思いますよね。グーグルさん、このシステム、一般向けにも提供してくれませんかね?

この記事の筆者

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレス
Web担当者Forum 編集統括(初代編集長)

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、Webサイト 「Web担当者Forum」初代編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開いる。現在は編集統括として媒体に携わる。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

テーマ別カテゴリ: 
記事種別: