ユーキャン中国進出 成都生涯科技有限公司でIT講座を販売

日本での通信教育と同様に、ネットやテレビCMなどを使ったダイレクトマーケティングを展開していく。
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通信教育大手のユーキャン(本社東京都、品川泰一社長)は1月11日付で中国子会社を設立し、中国に進出した。ユーキャンの海外事業は初めて。日本での通信教育と同様に、ネットやテレビCMなどを使ったダイレクトマーケティングを展開していく。

中国で職業技能トレーニングや日本語学校を事業運営する成都ウィナーソフトと合弁会社「ユーキャンチャイナ」を設立した。持株比率は半分ずつ。社長には、ウィナーソフト側の役員が就任。ユーキャンからは坂西健治常務執行役員が新会社の経営に携わる。

第1弾として、IT関連の教育講座とデジタルカメラの講座を4月1日から販売していく予定。専用のネットサイトを開設し、申し込みを受け付けるほか、新聞折込チラシやテレビCMも使って顧客を獲得していく。

コールセンターは設けず、受注や問い合わせは電子メールを使う。

中国では職業訓練に対する需要が多いものの、受講する環境が少ないという。日本の通信教育事業が中国でも受け入れられるとみている。

中国での事業開始を足掛かりに、他の国への進出も検討していく。

・ユーキャンのプレスリリース
http://www.u-can.co.jp/company/news/1193308_3482.html

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