セブン&アイがグループサイトを「セブンネットショッピング」に集約 デニーズ、ロフトの商品販売も

集客効率を高めるとともに、ポイント発行などで顧客を囲い込み、売上拡大につなげる
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セブン&アイ・ホールディングスは7月26日、グループ各社のECサイトを「セブンネットショッピング」内に集約したと発表した。各社のサイトを集約することで集客効率を高めるとともに、ポイント発行などで顧客を囲い込み、売上拡大につなげる。16年2月期に会員数が現在の2倍にあたる2000万人、流通額は現在の3倍の5000億円に拡大させる。

西武・そごうのECサイト「eデパート」、イトーヨーカドーの「ネットスーパー」などは先に「セブンネットショッピング」内に集約していた。新たにセブンイレブンの夕食宅配サービス「ミールサービス」、赤ちゃん本舗の「eアカチャンホンポ」をサイト内の専門店としてまとめた。今後、雑貨を取り扱うロフトの商品の販売や、デニーズの食品宅配サービスなども集約していく考え。

グループのECサービスを集約化することで、顧客の利便性を高めるとともに、機能面でも統一したサービスとして提供する。今後、リアル店舗とも情報を共有化し、店舗では展開できない商品をネットで取り扱ったり、ネットで注文した商品を店舗で受け取れるサービスも可能にするという。

集約することで買い回り率の向上や、集客コストの低減といった効果が出ている。グループサイトの集約をさらに進めることで売上拡大につなげていく」(広報)としている。

・セブンネットショッピング
http://www.7netshopping.jp/

・セブン&アイ・ホールディングスのニュースリリース
http://www.7andi.com/news/pdf/2007/2012-0726-1338.pdf(PDF)

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