震災関連の情報の企業サイトでの出し方 60社の状況を画像でまとめ

3月13日時点の各社サイトの対応状況をまとめた。
よろしければこちらもご覧ください

3月11日の東北地方太平洋沖地震で被災された方、親しい方が被災された方に、心よりお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心より祈念いたします。

さて、各社のWeb担当者さんはサイト上での対応に関して、週末からかかりっきりにかっていた方もいらっしゃるでしょうし、これからの方もいらっしゃるでしょう。各社さんのサイト上での震災関連情報を掲出状況をまとめてみましたので、これから対応される方は参考にしてください。

週末での対応と、各社の災害対応・支援への取り組みに敬意を表するとともに、各Web担当者が「自社には何ができるか・するべきか」を考える助けとなれば幸いです。

  • 2011年3月13日夜時点の情報、つまり週末のあいだに成された対応のまとめです。
  • 約300社弱のサイトを対象に、各社PC向けサイトのトップページを確認し、震災関連の情報が掲載されているもののみ掲載しました(対象サイトはWeb広告研究会の参加企業サイトを中心に編集部で選定。報道・メディア企業を除く)。
  • 各社の公式ツイッターアカウントなどでは別途対応されていますが、ここでは触れていません。
  • 各社が情報と併せて掲出しているお見舞いのメッセージや週末のイベント類の中止のお知らせは、この一覧では省略しています。
  • 画像をクリックすると、ページ全体の画面キャプチャを表示します。ページ全体のなかでのお知らせのウェイトや全体のトーン&マナー確認にご利用ください。
  • 社名をクリックすると、企業サイトへジャンプします。

また企業サイトでの活動ではありませんが、NHKのTwitter担当者さんが、NHKの放送をカメラで撮影して無許諾でUSTREAMで中継していた第三者の個人アカウントをTwitterで紹介したうえで、「私の独断ですので、あとで責任は取るつもりです」と発言した活動があったことも紹介しておきます。

追記: 計画停電の実施計画が発表された時点で、東京電力のサイトはつながりにくい状況になっていた模様。また、同時に鉄道各社のサイトもつながりにくい状況になり、サイトによってはトップページをシンプルなテキストのみのHTMLにすることでサイトが重くならないようにして対処しているところもあった模様。

この記事の筆者

安田 英久(やすだ・ひでひさ)

株式会社インプレス
Web担当者Forum 編集統括(初代編集長)

プログラミングやサーバー、データベースなどの技術系翻訳書や雑誌『インターネットマガジン』などの編集や出版営業を経て、Webサイト 「Web担当者Forum」初代編集長。ビジネスにおけるWebサイトの企画・構築・運用と、オンラインマーケティングの2軸をテーマにメディアを展開いる。現在は編集統括として媒体に携わる。

個人としては、技術とマーケティングの融合によるインターネットのビジネス活用の新しい姿と、ブログ/CGM時代におけるメディアのあるべき姿を模索し続けている。趣味は素人プログラミングと上方落語と南インドカレー。

テーマ別カテゴリ: 
記事種別: