Web担当者・三ノ宮純二

まとめ

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樹莉亜「C…CSV、い、インポート…OKッス」
三ノ宮純二「じゃあイメージファイルのレベル調整 お願い」
樹莉亜「イ、イメージファイル…レベル調整…」
「了解ッス」
社員A「おい、どうしたんだよアレ」
社員B「知らないッすよ」
鈴木部長「専門用語で思考停止してたのだよ」
社員A「部長…」
鈴木部長「単語がわかれば通じるのは英会話と同じ」
「コミュニケーションもね」

第7回に続く

まとめ

突然ですが、クイズです。

「ドブを流してください」

これはどんな仕事でしょうか。市役所の衛生局への苦情ではありません。答えはパチンコ店です。パチンコ台の裏側にはパチンコ玉が流れるレーンがあり「ドブ」と呼びます。このドブに異物などの詰まりが生じた際、これを取り除く作業を「ドブを流す」と言います。「アウト点検」という言い方もありますが、パチンコ業界人以外には通じないクイズです。

「インポート」とは一般的に「輸入」を指します。これを主に「読み込む」「取り込む」という意味で使うのはコンピュータ業界だけです。「輸入ブランド」と「読み込み」では会話が成立するわけがありません。そこで用語の意味を最初に説明しておくのです。これにより「用語」という共通理解ができコミュニケーションが成立します。また専門用語には様々なローカルルールがあり、ストーリーの中では「写真やイラストなどのデータ」としていた「イメージファイル」でも環境によっては「仮想メディア」となることもあり「用語の公式見解」があると業界に疎い新人の助けとなります。

余談ですが、新しい技術を学ぶときには「索引」のある書籍を用意しておいて、単語をその都度チェックすると、主旨を理解できないことと、未知の単語での足踏みの混同が減り効率が上がります。

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