キーワードの追加で広告の表示回数を増やす基本

この記事は、第7章「広告のパフォーマンスを上げる　改善のサイクルと効果向上の方法」の記事です。

クリック数が少ない原因

広告のクリック数が少ない原因は、大きく分けて次の2つが挙げられます。

1. 広告のインプレッション数（表示回数）が少ない
2. 広告のクリック率が低い

つまりインプレッション数を増加させ、クリック率を高めれば、広告のクリック数を増加させることが可能です。

最初にこの2つの問題を解決するための方法を説明していくことにしましょう。

それではまず(1)の広告のインプレッション数が少ない場合の対策から詳しく紹介していきましょう。

キーワードを追加する

インプレッション数を増やす方法はいくつかありますが、まず挙げられるのが「キーワードの追加」です。繰り返しになりますが、スポンサードサーチはあらかじめ登録（入札）しておいたキーワードでユーザーが検索したときに広告が表示される仕組みになっています。単純に言えば、登録キーワードが多ければ多いほど、ユーザーに検索される可能性も高まり、結果として広告の表示回数も増やせるわけです。

とは言え広告と無関係なキーワードをやみくもに登録しても、意味はありません。たとえば「中古パソコン」と検索したユーザーに対し、高価な新品パソコンの広告を表示してもクリックされる可能性は低いでしょう。広告との関連をよく考えたうえで、キーワードを追加していく必要があります。

キーワードの効果的な増やし方としては、現在入札しているキーワードの同義語や類義語を追加する、表記の異なるキーワードを追加する、といった方法が考えられます。具体的な増やし方は、第4章「キーワードの組み合わせで広げる、増やす」を再確認してください。

スポンサードサーチにキーワードを追加するには、「広告グループの詳細」画面から［キーワードを追加］をクリックして行います。

キーワードを追加しよう