アベルネットが食品販売開始 米、カキを産地直送「仙台ボンバー」

家電以外のジャンルに進出し、売上アップをめざしていく。
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大手家電ECサイト〈PCボンバー〉を運営するアベルネット(本社東京)はこのほど、食品の取り扱いを開始した。米とカキの販売からスタートし、今後、アイテム数を増やす。家電以外のジャンルに進出し、売上アップをめざしていく。

同社が東北地域で運営する路面店舗〈仙台ボンバー〉のECサイトで食品の取り扱いを開始した。宮城県産の「ひとめぼれ」や秋田県産の「コシヒカリ」などを販売している。

配送料は購入金額にかかわらず無料にした(一部地域を除く)。「家電と同じく、お米は持ち帰るよりも配送してほしいというニーズが高い商品のため、これまでの販売ノウハウを生かせる」(経営企画部・床鍋義博部長)。11月からはカキの販売も開始した。

姉妹店の〈大阪ボンバー〉では、お茶の販売も始めている。

今後は飲料水や果物など持ち帰りに不便な商材や、九州のめんたいこなどの取り扱いも検討している。

アベルネットの10年3月期売上高は、前期比45.8%増の245億円。

本店サイトの〈PCボンバー〉のほかに、大阪、仙台、博多の3都市にある路面店舗がそれぞれ地方型のECサイトを運営している。

・PCボンバー
http://www.pc-bomber.co.jp/shop/contents/index.aspx

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