マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」- 第1話:居酒屋に学ぶネットビジネス

中堅商社のWeb担当者・三ノ宮純二は、Webでの売り上げが思うように上がらないことを、部長から厳しく問い詰められていた。
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第2回に続く

「ネットという手段」はWeb担当者の「目的」ではない

ホームページで売上を立てるためにメルマガ、ブログ、バナー、検索連動広告といった「ネット内」の手法だけで考えるのは純粋すぎます。ほめ言葉ではありません。手段に縛られ目的が遠ざかってしまいます。

目的は儲けること。ハガキという「物」を通じてお客さんと「接触」できるDMも目的達成のための方法です。多くの「お客さん」はネットに接していない時間の方が長いのですから、非ネット時間にどうアプローチするかも重要なネット戦術なのです。テレビCMの「今すぐWebへ」も同じ。とはいえ、主人公の三ノ宮くんはハガキで「成功」したわけではなくピンチをしのいだだけなのですが。(宮脇睦)

この記事の筆者

原作:宮脇睦(みやわき・あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。制作、営業の双方の現場を知ることからWebとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、『月刊宝島』などに寄稿。

http://www.as-mode.com/

作画:牧岡ちかひで

元はお堅い経理マン、初めて応募した新人漫画賞で佳作受賞。まぐれ当たりが人生の分かれ道、脱サラして漫画家に人生軌道修正。一般、広告からお色気まで森羅万象、この世のすべてを漫画にするのが秘めたる野望。「子作りからあの世まで」をモットーに、地図の無いマンガ街道をただ今邁進迷走中!!

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