検索キーワードの表記ゆれを狙い撃ち。表記ゆれを見越したSEOの施策とは

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誰もが実践できるSEO。でも意外と間違った認識を持っている人も多いのでは?
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検索キーワードの表記ゆれを見越してSEOをするのに、有効な施策はないでしょうか?

表記ゆれキーワードからより多くの集客を行うためには、いくつかの方法があります。

まず、表記ゆれキーワードをページ内に記載する事が基本的な施策となりますが、ブランディング上、誤った表記をページ上に表記できない場合もあるでしょう。その場合、Yahoo!検索ではHTMLのmeta要素、keywordsに表記ゆれキーワードも記載することで、ページ上のテキストコンテンツには記載せずとも対応できる場合があります。この方法は、ブランド指名での表記ミス(“アイレップ”と“あいれっぷ”)など、ネット上に競合がほとんど存在しないキーワードでしか対応は難しいでしょうが、状況によっては非常に簡単に、かつ大きな効果につなげられる場合もあります。

表記ゆれキーワードそれぞれに競合が存在する場合(“ゴールデンウィーク”と“GW”など)では、それぞれのキーワードの対策を行う必要があります。キーワードによっては、まったく異なるキーワードとしての対策が必要な場合もありますが、その施策が費用対効果に結びつくのか、他のキーワードで対策すべきではないのかという検討が必要でしょう。

※記事の内容は、執筆時点のものです。検索エンジンの仕様は頻繁に変わるため、将来においてもこの内容がそのまま該当することは保証できません。

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この記事の筆者

渡辺 隆広

株式会社アイレップ サーチエンジンマーケティング総合研究所 所長。1997年より検索エンジン業界に従事し、日本発のSEOサービスを開始。2005年アイレップSEM総合研究所の所長に就任。SEO/SEM関連のイベントやセミナーで多数の講演を行うほか、さまざまなメディアにて執筆活動を行う。

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