アイ・エム・ジェイ、「スマートフォンユーザー動向定点観測」で、Facebook利用率42%

Facebook利用率が大幅増、無料通話・メールアプリのLINEも急速に浸透中
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Webインテグレーション事業のアイ・エム・ジェイ(IMJ)は、全国のスマートフォンユーザーを対象に「スマートフォンユーザー動向定点観測2012」を実施し、9月20日、調査結果を発表した。調査ではスマートフォンに対する意識や消費価値観などを基に分類したクラスタの構成比、クラスタごとのスマートフォンの利用状況の変化を追っている。2011年と同様の分析軸で調査し、クラスタ別の1年間の意識の変化を明らかにした。スマートフォンを利用して何を行っているかについての質問では「Facebookを見る」が42%と2011年の24%から大幅に増えた。また、無料通話、無料メールができるアプリ「LINE」の利用率が41%と急速に浸透していることが分かった。調査は8月17~18日に、15~49歳のiPhone、AndroidOSのスマートフォンを保有する男女ユーザーに対しインターネットを利用して実施。有効回答数は1245だった。

性別、年代別では20代女性のFacebook利用率が29%から60%に、30代女性が18%から39%に倍増。LINEは10代女性の65%、10代男性の61%、20代女性の56%が利用していた。クラスタごとの特徴は、スマートフォンをより便利に使いこなす「飛びつきミーハー層」「こだわりデジタル層」が2011年と比較してより一層スマートフォンを使いこなし、スマートフォン購入の際にブランドを意識するようになっている。一方、スマートフォンの機能を使いこなせていないと感じている「控えめフォロワー層」は、全体に占める構成比が31%ともっとも多く、2011年に比べて3%増えていることから、スマートフォンユーザーにおける「デジタルデバイド」の拡大が推察できる。

アイ・エム・ジェイ
http://www.imjp.co.jp/

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