マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」- 第10話:数字のダークサイド
出向先で無事業務をまっとうした三ノ宮。一週間後に戻ってみると、Webの売上がゼロになっていた…。
前回までのあらすじ(前回を見る)
田中常務の命により業務提携先の不動産会社に出向していたWeb担当者・三ノ宮。無事業務をまっとうし、一週間後に戻ってみると、自分の部署のWebの売上がゼロになっていた…。
まとめ
某ショッピングモールが躍進した理由のひとつは、「うちのサイトで買えないものはない」と会長が大風呂敷を広げたように、当時の同業者と比較して圧倒的だった「商品点数」が集客力となったことです。
SEOの黎明期ということもあり、商品点数=商品名となり、レアものやプレミア商品まで含めた「分母」がアクセス数を稼ぎ出しました。そしてこの手法は今でも業界によっては有効で、掲載商品点数に比例してアクセス数は稼げ、そこからビジネスチャンスは生まれます。
経営を安定させるために数的管理は必須です。
商品点数、コンテンツを分母としてこれを増やせば安定的なアクセスを稼ぐことができます。つまり三ノ宮のとった行動は間違いではなく、数字の回復も実例をベースにしたものです。しかし、数字は万能ではありません。
最終回まであと2回。三ノ宮は……ダークサイドへと。
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