最新検索エンジンシェア、Bingのシェアがじんわりと増加。要因は?【2022年9月・アウン調べ】

世界40か国の主要検索エンジンのシェアを、ほぼ半年ごとに追跡調査。
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アウンコンサルティングは、2022年9月時点における、世界40か国・地域の主要検索エンジンシェアの推移をまとめた結果を発表した。同社ではほぼ半年ごとに各国のインターネット利用率、検索エンジンシェアの変化を集計している。前回調査は2022年4月。

「Microsoft Bing」のシェアが徐々に伸長

それによると、検索エンジンシェア(PC・モバイル)は、前回同様、中国とロシアを除く38カ国で「Google」がトップだったが、「Microsoft Bing」のシェアが徐々に伸長していることが判明した。特にこの1年だけでも、前年6.79%から9.15%と、シェアが拡大している。

世界のPCにおけるMicrosoft Bingシェア 2016年~2022年 

 Bingは2016年以降、以下の企業を買収しており、動きを強めている。またマイクロソフト社のブラウザ「Edge」も2019年以降、シェアを急拡大している。Edgeのデフォルトの検索エンジン設定はBingとなっており、これもBingのシェア拡大に貢献していると考えられる。

  • 2016年 LinkedIn(世界最大級のビジネス特化型SNS運営企業)
  • 2019年 PromoteIQ(オンライン小売業者向け広告プラットフォーム運営企業)
  • 2021年 Xandr(デジタル広告のオンラインプラットフォーム運営企業)
  • 2022年 Activision Blizzard(ゲームソフトウェア開発会社)
世界のPCにおけるMicrosoft Edgeシェア 2016年~2022年

世界40か国における主要検索エンジンシェア(PC、モバイル)は以下のとおり。

集計調査概要

  • 【対象国】世界40か国(OECD加盟主要国を中心に抽出)
  • 【インターネット利用率 参考】Committed to connecting the world
  • 【検索エンジンシェアデータ 参考】StatCounter
  • 【調査対象時期】2016年9月~2022年9月
  • 【調査日】2022年10月3日~21日
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