DACのDSP「MarketOne」が「ads.txt」に対応、広告不正を防止

米国の広告業界団体IABが公開したads.txtで、アドフラウドに対応
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インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)と、子会社のプラットフォーム・ワンは、DACのDSP「MarketOne」が米国の広告業界団体Interactive Advertising Bureau(IAB)が推奨する「ads.txt」に応じた広告入札へ対応する、と12月5日発表した。デジタル広告取引において、アドフラウド(広告詐欺)への対応が課題となっている。IABが公開したads.txtは、こうした課題を解決する手段として期待が大きい。

MarketOneでは、アドフラウドの排除と透明性の担保を目的として、ads.txtの内容に応じた広告入札への対応を実施する。具体的には、クローリングを行い収集したads.txtの記述内容と、広告枠からの広告リクエストの内容に不整合がある場合、買い付けを行わないか広告入札単価の抑制を行う。MarketOneの今後の対応として、配信したインベントリー(目録)に対するads.txt導入有無に関するレポーティングや、MarketOne利用ユーザーが任意で配信制御設定できる機能の実装を予定しているという。

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