10月からのステマ規制をマンガで解説!企業はどう対応すべきか? ファッション業界に詳しい海老澤美幸弁護士に聞いてきた

2023年10月から法的規制の対象となるステマ。ステマの基準は?何をしたら違反?事業者はどうすべき?
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※注:措置命令に違反した場合には、2年以下の懲役、300万円以下の罰金の罰則があります(これらが両方科されることもあります)。また、事業者が法人の場合は、最大3億円の罰金が科される可能性もあります。
※注1:「A社から商品の提供を受けて投稿している」といった文章でもよいとされています。
※注2:ブランドコンテンツ機能のみで十分と判断されるかどうかは個別の事案によるものと考えられます。
※注:法律が過去に遡って適用されることはありませんが、施行日後も表示が存在していて、事業者がその表示の作成者(インフルエンサーなど)と連絡がつくなど、事業者が表示を管理できる状態にあるなど事業者の表示であると判断される実態にある場合は、ステマ規制の対象となる可能性がある、とされています。要は、施行日後に表示されていて、事業者が表示を管理できるか、がポイントになると言えます。

次回に続く

話し手:海老澤美幸 先生

弁護士/ファッションエディター・スタイリスト

1975年生まれ、北海道出身。 自治省(現・総務省)、㈱宝島社を経て、ファッションエディターとして独立。 『ELLE japon』『GINZA』等ファッション雑誌の編集・スタイリング・ディレクションを手がける。 2017年に弁護士登録し、ファッション・ローを専門に活動。

この記事の筆者

星井博文(ほしい・ひろふみ)

漫画家・漫画原作作家。ヤングジャンプにてデビュー。著作に『中京女大レスリ ング部物語「ちゅうじょ」』(実業之日本社)など多数。「グランドジャンプ」にて、『未解決事件 File.02 オウム真理教』などの構成を担当。

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