ローソンがコーヒーカップのリユース実証実験に参画、東京・丸の内と渋谷の計4店舗で

テイクアウト容器のシェアリング「Re&Go」を活用、「スターバックス」でも返却可能
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コンビニエンスストアのローソンは、店舗で入れるコーヒー「MACHI cafe」でコーヒーカップのリユース実証実験に参画する、と3月30日発表した。東京・丸の内地区の「ローソン」2店舗、同「ナチュラルローソン」1店舗と、東京・渋谷地区のローソン1店舗で4月4日に始め、約10店舗まで拡大する。カップに使用するプラスチック使用量の削減が狙い。実験は7月31日まで行う。

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産業資材などを手掛けるNISSHAと、NECグループでシステムインテグレータのNECソリューションイノベータが実証実験を進めるテイクアウト容器のシェアリング「Re&Go(リーアンドゴー)」を活用する。Re&Goは丸の内地区のコーヒーチェーン「スターバックス」10店舗で2021年11月に始まった。ローソンの参画でローソンとスターバックスなど他の業態での利用・返却が可能になる。

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4月4日には丸の内地区がスターバックスとローソンの計13店舗になる。渋谷地区は今回新たに開始し、ローソンの1店舗とスターバックス9店舗、独立系カフェ3店舗の計13店舗で展開。異なる地区や店舗でもカップが返却できる。Re&Goの利用には初回時にRe&Goの「LINE」アカウントで友だち登録する必要があり、店舗でリユースカップ利用を伝え、スマートフォン画面で操作する。

利用から返却までの流れ

画面で「容器を借りる」をタップし、リユースカップのQRコードを読み取ってリユースカップでドリンクを受け取る。返却する時は、Re&GoのLINEアカウントから店舗を検索し、「容器を返却」をタップして店頭設置の返却BOXのQRコードを読み取った後、返却BOXに入れる仕組み。Re&Goは実証実験で利用者や店舗のニーズ、ビジネスモデルを調べ、2022年中の事業化を目指している。

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