The Trade Deskが推進する「Unified ID 2.0」の開発・導入の取り組みにNielsenが参画

相互運用できる非商用のオープンソース、Nielsenは開発でThe Trade Deskをサポート
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デジタル広告技術事業の米国The Trade Deskは、プライバシーに配慮した広告体験を消費者に提供することを目的に同社が推進するインターネットID(識別子)「Unified ID 2.0」の共同開発・導入の取り組みに、マーケティング調査・データ分析事業の米国Nielsen Holdings(ニールセン)が参画した、と11月18日発表した。

Unified ID 2.0は、相互運用できる非商用のオープンソースで、プライバシー管理を最優先しながら関連性の高い広告体験提供の維持を可能にする。The Trade Deskが最初のコードを開発した。プライバシー保護の観点から近年制限されるようになっているサードパーティCookieの代替案として、期待が高まっているという。

従来のCookieと違って広告チャネル全体を横断して機能し、広告主はストリーミングテレビ、ブラウザ、モバイルなどを単一のIDで管理・分析でき、高精度のマーケティングが可能なる。ニールセンは、効果測定にはプライバシーを核にしたアプローチが必須と考え、Unified ID 2.0の開発でThe Trade Deskをサポートする。

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