オンワードが不要な衣料品から新たな価値を創造する「アップサイクル・アクション」を開始

サステナブル経営推進プロジェクト「Green Onward」第1弾、衣料品回収はオンラインに拡大
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アパレル大手のオンワードホールディングスは、オンワードグループ全体でより進化したサステナブル(持続可能な)経営を推進するプロジェクト「Green Onward(グリーン・オンワード)」を始める、と2月27日発表した。プロジェクトの第1弾で不要になった衣料品を活用して新たな価値を創造する行動「アップサイクル・アクション」を開始する。

アップサイクル・アクションは、オンワードホールディングスの中核事業会社、オンワード樫山が展開する。オンワード樫山は、不要になった衣料品を店頭で回収して毛布、軍手、固形燃料にリサイクルする「オンワード・グリーン・キャンペーン」を実施してきた。今回のアップサイクル・アクションは、新しい価値を持った衣料品を生み出す。

ファッション企業のクリエイション力を生かし、デザイナーなど社員からのアイデアの募集や、国内の産地や工場との協業も予定している。アップサイクル・アクションでは、衣料品の新たな回収システムも導入。グリーン・キャンペーンは店頭だけだったが、オンラインにも拡大して回収率を高める。店頭回収は新しいポイント還元を計画する。

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