アリババクラウド、TSIホールディングス、JP GAMESがメタバースで共同プロジェクト

メタバース空間で次世代のファッションブランド体験とサービス構築の実現を目指す
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中国EC最大手のアリババグループ傘下のアリババクラウドと、アパレル大手のTSIホールディングス、ゲーム開発スタジオのJP GAMESの3社は、メタバース(3D仮想空間)分野で技術提携して共同プロジェクトを始める、と9月20日に発表した。TSIホールディングスは、アリババクラウドの最新技術とJP GAMESのメタバース空間構築技術を活用したブランド体験を提供し、デジタルとリアルが融合する新たなものづくりの仕組みを開発する。

メタバース空間のイメージ

 

JP GAMESが提供するメタバース空間上で、TSIホールディングスが運営する多様なブランドによるインタラクティブなエンターテインメントコンテンツを展開。これまでとは一線を画した仮想空間ならではの新たなブランド体験を提供する。アリババクラウドの高い拡張性と安全性を備えたグローバルインフラストラクチャネットワークと、JP GAMESが持つメタバース空間構築技術フレーム「PEGASUS WORLD KIT」を活用する。

アリババクラウドは、グループのECビジネスを支えるため2009年に設立。16年から日本国内のデータセンターでクラウド基盤を提供している。TSIホールディングスは、11年に東京スタイルとサンエー・インターナショナルが経営統合して発足。「PEARLY GATES」「MARGARET HOWELL」「HUF」など50超のブランドをもつ。JP GAMESは「ファイナルファンタジーXV」のディレクターを務めた田畑端氏が立ち上げたゲーム開発スタジオ。

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