ヤマト運輸が「宅急便」の一部運賃を4月1日に引き上げ、「クール宅急便」なども

値上げ幅は平均約2%、関東から中国・四国地区への180サイズは3870円が4090円に
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ヤマト運輸は、宅配便サービス「宅急便」の一部運賃を4月1日に引き上げる、と1月12日発表した。値上げは2023年4月に続いて2年連続だが、一部にとどめることで個人利用者への影響を最小限に抑えたという。保冷しながら輸送する「クール宅急便」、ゴルフ道具を運ぶ「ゴルフ宅急便」も値上げする。値上げ幅は平均約2%となる。

宅急便は、荷物の3辺の合計が180cm以下の180サイズ、同200cm以下の200サイズで遠方への運賃を上げる。関東地区から中国・四国地区への運賃(税込み、現金決済)は180サイズが現行の3870円から4090円に220円上がり、200サイズは4530円が5190円に660円高くなる。クール宅急便は、サイズによって付加料金が55円か110円上がる。

ゴルフ宅急便では、これまで宅急便140サイズ(上限)を適用したキャディバッグについて、宅急便サイズを廃止してキャディバッグ規格に変更。関東地区内の発着で2190円だったのが2510円になる。一方、宅急便の個別契約で割引率を適用している法人に関しては、料金改定状況を踏まえながら、契約内容適正化に向け協議していく。

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