DAC、スマートフォンユーザーの利用実態調査結果で男女・各年代で利用率が大きく上昇

商品・サービスの購入過程でも検索、比較・検討でPCに次いで利用、特に若い女性で顕著
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インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、スマートフォンユーザーの利用実態調査の結果を11月5日発表した。男女とも各年代で利用率が大きく伸び、商品・サービスを購入する際の過程でも利用率が上昇し、検索、比較・検討ではPCに次いで使われていた。調査は、16~59歳のスマートフォン利用者2000サンプルを対象に、10月6~12日にインターネットで実施した。

スマートフォンの男女年代別利用率は、男性20代の45.8%を最高に女性20代の39.1%、女性16~19歳の36.6%、男性30代の36.2%、男性16~19歳の33.8%と続く。2011年9月の調査では男女とも20代が最も高く、男性23.9%、女性20.5%だったが、今回は男女とも各年代で大きく伸び、最も少ない女性の50代でも、2011年9月の5.4%から14.0%に3倍近く拡大。男性の50代も、2011年9月の9.5%が18.4%に増えた。

商品・サービス購入過程での利用では、検索が全体でPCの91.7%に次いで67.0%となり、女性16~19歳と女性20代は、それぞれ88.0%、85.5%でPCを抜いてトップだった。情報入手は全体ではPCの84.0%、テレビの75.6%に続き65.5%だが、女性16~19歳と女性20代は85.5%、81.5%でテレビを抑えて1位。購買での若い女性の依存度の高さが浮き彫りになった。比較・検討は全体でPCの88.8%に続く2位で42.7%だった。

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム
http://www.dac.co.jp/

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