HTML とは 意味/解説/説明 【HyperText Markup Language】

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略語/フルスペル/訳語

HyperText Markup Language

「HyperText Markup Language(ハイパーテキストマークアップ言語)」の略。Webページ作成の根幹を成す記述言語であり、WWWを支える基本技術の1つとなっている。

HyperText Markup Languageを言葉通りに説明すると、「複数の文書をつなげる方法を記述するための言語」となる。HTMLのルールが決まったことで、“文書内に他の文書へのリンクを設定できることで、文書(情報)を次々とジャンプし、自分が欲しい文書にたどり着ける”ようになった。

文書同士をつなげる「ハイパーテキスト」の概念をベースに、1980年代後半に、CERNの科学者ティム・バーナーズ=リーによりWWWとHTMLが提唱され、90年代にNeXTSTEP上で開発・実装された。その後、Webブラウザの「Mosaic」により一般の研究者にも利用が広まり、世界標準となっていった。

各年代において内容の見直しや向上が進められ、2021年時点での最新バージョンは「HTML5(HTML 5.1、HTML 5.2)」となっている。