マンガ「Web担当者 三ノ宮純二」- 第9話:VS Web屋。不動産サイトの攻防

田中常務の業務命令により、不動産会社へ出向となった三ノ宮が、サイトリニューアル交渉に臨む。
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中堅商社のWeb担当者・三ノ宮は、上司鈴木部長の嫌がらせにより、Web担当者から外されそうになったり、新規開拓の外回り営業と兼務させられたり、新人教育を任せられたりという数々の試練を与えられながらも、それらを乗り越えつつ着実に成長していた。そんな三ノ宮が業務提携先の不動産業者に出向することになった。

第10回に続く

まとめ

人形は顔が命、芸能人は歯が命、そしてホームページはコンテンツが命です。

CMSやブログはコンテンツを制作・管理するのを「手助け」してくれるシステムです。あくまでも「手助け」。コンテンツを作るのは「人」なのです。

同様にSNSも人と人をつなぐ「手伝い」はしてくれますが、マッシュアップする仕組みや仕掛けはやはり人が作らなければなりません。どれだけ立派な「厨房」があっても「料理人」がいなければ何も食べられないようにです。

またホームページを「ビジネスツール」とするならば、その「投下資本利益率」や「費用対効果」も見積もり段階で検討しておかなければなりません。仮に失敗したとしても、これが「次」の指標となるからです。逆に言えばこのアプローチがないIT投資はのるかそるかの「博打」と同じです。

ただ…、今回の三ノ宮の態度はどこかでみたような……。

この記事の筆者

原作:宮脇睦(みやわき・あつし)

プログラマーを振り出しにさまざまな社会経験を積んだ後、有限会社アズモードを設立。制作、営業の双方の現場を知ることからWebとリアルビジネスの融合を目指した「営業戦略付きホームページ」を提供し、一業種一社、制作案件は足立区内のみという営業施策をとっている。本業の傍らメールマガジン「マスコミでは言えないこと」を発行。好評を博す。著書に『Web2.0が殺すもの』『楽天市場がなくなる日』(ともに洋泉社)、『月刊宝島』などに寄稿。

http://www.as-mode.com/

作画:牧岡ちかひで

元はお堅い経理マン、初めて応募した新人漫画賞で佳作受賞。まぐれ当たりが人生の分かれ道、脱サラして漫画家に人生軌道修正。一般、広告からお色気まで森羅万象、この世のすべてを漫画にするのが秘めたる野望。「子作りからあの世まで」をモットーに、地図の無いマンガ街道をただ今邁進迷走中!!

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