ANAグループのANA Xとサイバーエージェントがデジタル広告配信事業で業務提携契約締結

独自の広告配信システム開発とデジタル人材育の成を実施、ANAの非航空分野強化の一環
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ANAホールディングス傘下でANAグループの顧客関連事業と新規事業開発を手掛けるANA Xと、インターネット広告事業のサイバーエージェントは、デジタル広告配信事業に関する業務提携契約を結んだ、と3月17日発表した。独自の広告配信システムを開発するとともに、デジタル広告配信事業を担うデジタル人材を育成する。ANAグループが進める非航空事業分野強化の一環。

ANAグループは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う航空旅客需要の減少を受け、事業構造の改革を推進。グループの非航空事業収入の新たな柱としてオンラインとオフラインを組み合わせた広告事業の展開を目指す。サイバーエージェントは、ANAグループのデータを生かしたデジタル広告配信事業の確立を支援し、人材交流を通してANAグループ内の中核人材を育てる。

独自の広告システムは、ANAグループの航空利用データやマイレージクラブの会員(約3700万人)のデータを基に開発し、今秋に提供を始める。広告は外部のインターネットメディアに配信するほか、ANAのウェブサイト・アプリのデジタル顧客接点を利用。顧客それぞれに役立つ情報を届ける。人材育成では、サイバーエージェントがノウハウとAI(人工知能)技術を提供する。

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