三井不動産がグループ商業施設と連動のECモール「Mitsui Shopping Park &mall」開設

実店舗とECの相乗効果、実店舗での欠品対策やECサイトから実店舗への送客支援が特長
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三井不動産は、グループが運営する「三井ショッピングパークららぽーと」「三井アウトレットパーク」などの商業施設と連動したファッションECモール「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」を11月1日に開設した、と同日発表した。約200ショップ・約3000ブランドで開始し、1年で約400ショップに拡大する。実店舗とECモールの相乗効果によって売り上げ拡大を図るプラットフォームになる。出店者は三井ショッピングパークポイントの会員約1000万人の顧客基盤を活用して販売ルートを広げられ、新たな販売機会が創出できるという。

実店舗での欠品対策や、ECサイトから実店舗への送客支援を大きな特長にする。店頭で欠品していても在庫を持つ近隣店舗や倉庫をタブレットで確認してその場で購入でき、後日自宅に届く。店頭での在庫切れによる販売ロスを防止する。サイト上では、商品の実物を見てから購入したい場合に「店頭在庫」をチェックすると扱っている店舗が表示され、実店舗への送客を図る。店舗スタッフのモチベーションを高める仕組みもあり、ECサイトに掲載する店頭スタッフのコーディネート提案が販売につながった記録によって個人の評価が可能になる。

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