「辞めたけど良い会社だったな…」1位はリクルートMS。2位は意外にも“あの官公庁”がランクイン!【OpenWork調べ】

30万件超のクチコミをもとに、外資系企業・日系企業それぞれについて分析。

オープンワーク(OpenWork)は、「辞めたけど良い会社ランキング」を発表した。OpenWorkに退職者からの投稿が10件以上ある外資系企業・日系企業それぞれについて分析を行った。4,085社、307,458件のクチコミが対象。

なお外資系企業は日本と比べて転職が一般的とされており、文化や人材育成の仕組み・制度が大きく異なると考えられるため、外資系/日系企業で分けて分析を行ったとのこと。

外資系企業はコンサルティング業界、日系企業はリクルートグループが多数ランクイン

退職者が高く評価している企業を見ると、外資系の1位は「マッキンゼー・アンド・カンパニー」。以下「グーグル」、「P&Gジャパン」が続いた。ランクインした企業を見ると、上位30社中8社がコンサルティング業界企業、5社がSler関連企業、4社が航空業界企業だった。

日系の1位は「リクルートマネジメントソリューションズ」。以下「特許庁」、「リクルート」が続いた。外資系企業に比べ日系企業では半導体・インターネット・冠婚葬祭・食品飲料・証券・官公庁…と多種多様な業界がランクインしているが、リクルートグループから5社がランクインしている。また特許庁は唯一官公庁からトップ30にランクインするとともに、2位という高順位を記録した。

具体的なクチコミを見ると、「他にやりたいことができたために退職した。いっさい後悔していない」「2年半ほど在籍し、当初の目標であった起業をやってみたいという思いが強くなったので。会社には何の不満もなかったが退職した」「今でもアルムナイ(卒業生)の集まりなどには顔を出させてもらっている」など、前向きな理由と、望んだ経験やスキルが得られたことに対する感謝の声が多い。また外資系企業の退職者は職場を「そもそも長くいる場所ではない」とみる傾向があるという。

続いて、外資系・日系企業別で、退職者が高く評価したTOP30企業について、項目別に評価スコアの平均を比較した。

その結果、「総合評価点」「社員の士気」「20代成長環境」は両者で差がなかったが、外資系企業は日系企業と比較し、「風通しの良さ」「人事評価の適正感」「法令順守意識」「NPS」のスコアが高かった。一方日系企業の退職者は「待遇面の満足度」「社員の相互尊重」「人材の長期育成」のスコアが高かった。特にリクルートグループは「退職・卒業前提」といったワードが多い傾向が見られた。

調査概要

  • 【調査対象】外資系企業・日系企業
  • 【調査方法】退職者によるOpenWorkへの投稿を分析(10件以上)
  • 【調査時期】2020年以降
  • 【対象数】4,085社、307,458件のクチコミ
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