高校生の情報収集は圧倒的に「YouTube・Twitter・Webニュース」で。「新聞記事」は「交通広告」以下に【スタディプラス調べ】

YouTubeで大学を知りWeb・SNSで検索するが、それ以上のきっかけは「先生」。

スタディプラス株式会社の「Studyplusトレンド研究所」は、「高校生が大学を知るきっかけ」に関する調査結果を発表した。高校生300人から回答を得ている。

98.3%が「高校生になってから知った大学がある」と回答

まず「日常的な情報収集の手段になっているもの」を選択式(上位3つ)で聞くと、1位は「YouTube」35.3%で、「Twitter」30.3%がそれに続いた。この2つのみが3割超となった。3位は「Webニュース」29.7%が僅差で続き、4位「学校の先生」26.3%、5位「Instagram」24.0%だった。4マス媒体である「テレビ番組」16.0%はYouTubeの半分程度、「新聞記事」5.0%は「TikTok」さらには「交通広告」を下回っている。

1位に選択された場合に限っても、上位5位までは同じ順番だった。

こうした背景を踏まえ、大学に関する情報収集について聞くと、まず「高校生になってから存在を知った大学はありますか?」では98.3%が「ある」と回答。「高校生になってから、大学を知るきっかけになったもの」を聞くと、1位は「学校の先生に聞いて」48.1%が断トツ1位だが、2位に「YouTube」29.5%が入ってくる。また「Web広告」25.1%が5位に入っており、大学側がデジタルでのリーチ手段を開拓している動向がうかがえる。一方で「チラシ・ハガキ」も根強く効力を発揮している。

「大学を知るきっかけになったものは、具体的にどのような内容でどのような印象を持ちましたか?」と自由意見を聞くと、「先生から自分の進路にあった大学を何校か紹介してもらって、大学についてあまり知らなかったので、多くて驚きました」「その大学の学生に話を聞いたりするYouTubeの動画で、その大学の雰囲気がわかりおもしろいと思った」「自分の目指している分野の大学がインスタなどでたくさんおすすめで出てきたこと」といった声があがっている。

また「大学を知るきっかけになったものを見て、何か行動を起こしましたか?」と聞くと、64.7%が「はい」と回答。具体的には「Web・SNSで調べる」30.6%、「オープンキャンパスに行く」28.9%が特に多かった。

調査概要

  • 【調査対象】学習管理アプリ「Studyplus」のユーザー(全国の高校生)
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年7月20日~25日
  • 【有効回答数】300人
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