無視はNG! ウェブマスターツールに届いた警告への正しい対処方法 など10+2記事(海外&国内SEO情報)
無視はNG! ウェブマスターツールに届いた警告への正しい対処方法
ブックマークしていつでも取り出せるように (SEMリサーチ)
ランキングを不正に操作する目的で外部リンクを捏造しているサイトへのグーグルからの警告が昨年夏ごろからウェブマスターツールに届き始めている。
有料リンクや自作自演リンクへの取り締まりが日本では緩かったり、またこういったリンクがグーグルのガイドラインに違反しているという認識に乏しかったりするせいもあってか、警告を受けた際の対応が不適切なケースが少なくない。特に、レベルの低いSEO会社にSEOを依頼していた場合はたちが悪く完全に間違った説明をクライアントにしていることもある。
そうした不自然リンクの警告に対する適切な対応方法を、渡辺隆広氏が詳細に解説している。ポイントは以下の5つだそうだ。
- Googleは、「外部リンク」に不適切なリンクが含まれていることを指摘しています
- 何らかのアクションをして下さい
- 原因を認識しているが解決する術がない場合はどうすべきか?
- 原因がどこにあるかわからない場合はどうするか?
- 警告文を無視(静観)した場合はどうなるのか?
100%自発的に張られたリンク以外のリンクを集めているとしたら、どんな形であれ警告を受ける可能性がある。したがってすべてのウェブ担当者が必ず読んでおかなければならない記事だ。
少なくとも、「気にしなくても大丈夫ですよ」という業者の言い分を真に受けて放置してしまわないようにしてほしい。
日本語で読めるSEO/SEM情報
ロングテールSEOで重要な2つの要素とは
多くのページ&広く深い知識 (無料SEO対策のススメ)
ロングテールSEOを語らせたら右に出る者はいないといってもいいだろう、竹内氏がロングテールのアクセスを集めるために重要となる2つのポイントを教えてくれた。次の2つだ。
- 沢山のページを作る
- そのジャンルに対する広く深い知識
検索ボリュームの少ないキーワードを大量に集めるのがロングテールの基本なのだから、ページ数は多ければ多いほど良い。しかし薄っぺらく中身のないページを量産するのはロングテールSEOではなく、むしろ検索エンジンスパムと言うべきだ。ユーザーの頭の中にあるだろうキーワードをたくさん含んだ記事を書くには、その分野に対する広く深い知識が必要になってくる。
テーマの探し方も載っているので、こちらの記事を参考に、被リンクではなくコンテンツで勝負するSEOにぜひとも取り組んでほしい。
ソーシャルメディアをSEOに活かす方法
すぐに実践可能 (SEO is DEAD!! WEB in the morning)
ソーシャルメディアはSEOにも大切な役割を果たす。頭ではわかっているが、実際にどうやってソーシャルメディアを利用すればいいのかの手がかりが欲しいウェブ担当者も多いことだろう。
こちらの記事では、ソーシャルメディアの活かし方を解説している。ソーシャルメディアボタン設置のコツを具体例で紹介しているので、イメージしやすいはずだ。難しいことはなく、どれも簡単に実践できるものばかりだ。たとえばシェアされやすいソーシャルボタンの設置は今すぐにでも取り掛かりたい。
ただし、大切なのは「ボタンを設置すること」ではなく、あくまでも「訪問者にソーシャルメディア上でアクションしてもらう」ことであることを忘れないようにしてほしい。書かれているとおりにするのではなく、自分のサイトの訪問者をイメージしながら実装していってほしい。
スマホ用サイトを今すぐ作るべきかまだ保留にすべきか
アドセンスチームからのアドバイス (AdSense 日本版 公式ブログ)
スマートフォンの利用者が急増していることは紛れもない事実だ。しかしこれは一般的な傾向であり、自社のサイトにスマートフォン向けの対策が必要かどうかは各自で判断するしかない。
この判断の方法に関して、意外にも思えるが、グーグルアドセンス公式ブログがヒントを与えてくれた。
アクセス解析のレポートを見て次のような状況であればスマートフォン用のサイトを作成することを強く推奨するとのことだ。
- スマートフォンからのトラフィックが20%以上ある
- スマートフォンからの直帰率や滞在時間がデスクトップより極端に悪い
Googleアナリティクスを利用した際のスマートフォントラフィックの確認方法も説明しているので、チェックしてみよう。
スマホ用サイトのアクセス解析が計測できていなかった理由
コード設置忘れ (ウェビメモ)
スマートフォン用に専用のブログテーマを利用していたところ、アクセス解析のためのGoogleアナリティクスのコードをスマホ用のテンプレートに設置するのを忘れていたことからスマートフォンのトラフィックを計測できていなかったというお話。
他人からすれば笑い話になってしまうが、スマートフォン向けにデスクトップとは別のページを提供している場合は注意しよう。こう考えるとレスポンシブ・ウェブデザインは同じHTMLファイルを使うのでこのような解析漏れの心配がないのもメリットの1つと言えそうだ。
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