本「ストーリー・ブランディング」から学ぶ。 ~ブランドと見込客を近づけるには?~

ブランド+ストーリーで価値に共感してもらう。
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1.はじめに
商品、サービスの多様化はますます進んでいます。そして、その結果、自社の製品/サービスを見込み客に認識してもらうことは、非常にやりづらくなっているのも実情です。ここでは、自社の製品/サービスを見込客に認識してもらうことを目的に「ブランディング」について展開します。
なお、参考にしている本は「ストーリー・ブランディング」(ダイレクト出版)です。

ジム・シグノレリ著 ストーリー・ブランディング

2.「ブランディング」とは?
「ストーリー・ブランディング」の著者は、ジム・シグノレリ氏です。彼は、広告代理店に所属しながら、GE、クラフトフーズなどのクライアントのブランディングを支援してきました。そして、現在はeswStorylab(リンク)の創業者かつCEOです。eswStorylab(リンク)は、シカゴの広告代理店トップ25にあげられ、また「Inc.5000」(急速に成長している事業会社)に3年連続で選ばれています。
ジム・シグノレリ氏は、著書の中でブランディングを以下のとおり説明しています。

「ブランディング」は、売り手の観点からすればブランドに特定の意味を指定(アサイン)し、
また特定の意味を結合(アソシエイト)させるプロセスである。
(「ストーリー・ブランディング」8ページ参照)

ブランディングとは、売り手が見込客に競合他社との違いを認識(区別)させる行為なのです。

3.「ストーリー・ブランディング」とは?
ブランディングとは、自社を他社と区別してもらうための行為と説明しました。
「ストーリー・ブランディング」の著者ジム・シグノレリ氏は、区別してもらうには「ストーリー・ブランディング」の理解と実践が有効であると説明しています。「ストーリー・ブランディング」とは、自社のブランドを物語として展開させて、見込客に理解/共感をうながしていくプロセスです。面白い映画や本には、伝えたくなる「物語」があります。
ジム・シグノレリ氏は、自社のブランドにおいても「物語」を創っていくことの重要性を説明しています。自社のブランドの物語「ストーリー・ブランディング」を展開するには2つの要素を押さえる、定義することが必要です。

【「ストーリー・ブランディング」。2つの基本的要素とは?】
①プロット「筋」
1つめの要素がプロット「筋」です。これは、自社のブランドにかかわる「出来ごと」/「事実」にあたります。
どのような経緯があって自社のブランドが立ち上がったのか?誕生の背景などもプロット「筋」に含まれます。

②テーマ
テーマとは、「物語」が語られる「理由」「意味」です。

【「ストーリー・ブランディング」の登場人物。プロットとテーマ。配慮することは?】
また、ストーリー・ブラディングを創るうえで、以下の材料を押さえておくと、見込客はブランドを認識しやすくなります。

重要な目標を達成するために「障害に取り組む」登場人物の話
(「ストーリー・ブランディング」44、52ページ参照)

4.ブランドと見込客をつなげる。手法とは?
「ストーリー・ブランディング」を創るうえで2つの要素が必要であると3.で説明しました。
それが①プロット「筋」と②テーマです。4.では、このプロット「筋」とテーマを洗い出すにあたって、どのような視点で情報の整理をしていくことが望ましいのか?について説明します。

【ブランドと見込客をつなげる。手法とは?】

ブランドと見込客をつなげる手法
(「ストーリー・ブランディング」64ページ参照)

本「ストーリー・ブランディング」では、上記のように自社のブランドと見込客それぞれの視点で外層と内層についての事実整理をすることを推奨しています。
①ブランドの外層
ブランドの認知/知覚はどのようなものか?
②ブランドの内層
ブランドが目指す価値観/信念とはどのようなものか?
③見込客の外層
見込客が解決したい障害/用事とはどのようなものか?
④見込客の内層
見込客の憧れ、アイデンティティとはどのようなものか?

5.さいごに
今回のコラムでは、本「ストーリー・ブランディング」を参考にしながら、ブランディングとは何か?について考察をしてきました。また、見込客にブランドを認知させる手法として「ストーリー・ブランディング」を紹介しました。

当社/ランドスケイプは「固有名詞の一元化により、社会に効率と安全とプライバシーを提供する。」という経営理念の下、「情報が企業を自由にする。」という企業スローガンを掲げています。
当社/ランドスケイプは、ブランドの外層すなわち「商品」として企業情報データベース/LBC富裕層データベースの構築を行っています。それぞれ、日本最大級の規模を誇るデータベースです。このデータベースを用いて、「見込み客のセル」の外層部分、「売上が上がらなくて困っている。どこを攻めればいいのかわからない」「データベースが汚く作業効率が悪い」といった課題を解決する支援を行っています。

*当社のお客様の課題解決事例
■顧客データ管理の業務時間を50.7%削減。uSonar導入で顧客データを有効活用へ
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