たった5分で弱点が分かる!「企業Webサイト活用度診断テスト」第4回:検索エンジン対策【全6回連載】
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こんにちは。Lotus Web Studios マーケティング担当の安部です。
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いよいよ6回連載でお送りしているこの「企業Webサイト活用度診断テスト」も今回から後編に入ります。後編では、作ったコンテンツをどのようにしてより多くのユーザー、見込み客に届けるかという視点を中心にみていきます。
企業Webサイト「活用度」診断テストとは?
この「企業Webサイト活用度診断テスト」は、Webサイトの抱える現状課題を知る手がかりになるよう作成しました。また、Webサイト構築を制作会社へ委託する際や、社内でアイディアをまとめる為にもお使いいただけます。
前回の第3回目では、「ユーザーを惹きつけるコンテンツ」を考えていきました。
第3回目の記事内容はこちらをご確認ください
⇒http://web-tan.forum.impressrd.jp/u/2012/08/02/13336
第4回目の本日は、謎の多い「SEO対策」について触れていきたいと思います。
診断方法
下記、チェック項目の内容が御社のWebサイトできちんと考えられ、実行されているかを確認してください。採点方法はいたってシンプル。各項目に振られた点数の合計値を計算します。
重要度の高いものが2点、それ以外は1点と配点しており、各回10点満点、第6回まで全て受けていただくと、合計60点満点、全45項目の診断テストとなっています。
では早速、診断テストをはじめてみましょう。
D.検索エンジン対策
検索エンジンサイトでのキーワード検索結果は、表示上位ページと下位ページでは、集客力に極めて大きな差があります。SEO対策やランディングページ最適化を行うことにより自社サイトへの誘導率を上げ、結果として売上アップに貢献できるWebサイト構造になっているでしょうか。
D-1:自社サイトが検索されたいキーワードが何であるか明確である。(1点)
--- 「検索されたいキーワード」とは自分のWebサイトをどのような目的をもったユーザーに訪れて欲しいか、何を提供している企業だと認識されたいかとイコールの関係です。一般的に、キーワードをページのタイトル部分に入力することにより、検索エンジンで上位表示される確立が高くなるといわれています。
D-2:上記、キーワードを用い検索エンジンで検索した場合の自社サイトの表示順位を把握しており、そこからのアクセスがどの程あるかを把握している。(2点)
---検索エンジン経由のアクセスが少ないということは、SEO対策が不十分で、ユーザーの目に触れる機会が少ないということです。Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを利用し、検索エンジン経由のアクセス状況と、どのようなキーワードでユーザーが自社の情報に辿り着いているのかを計測し、自社の置かれている現状を把握することが改善の第一歩です。
◆関連記事:
→SEO/SEM
D-3:主要検索エンジンでキーワード検索結果10位以内に表示されている。(2点)
---米国のオンライン広告会社Chitika社による2010年度の調査によれば、Google検索の結果表示1位と2位では2倍以上のクリック数の差が出ています。さらに、2ページ目のトップにくる11位に至ると、1位とのクリック数の差は約30倍にもなるとのことです。この結果から、検索結果1ページ目の1位~10位以内にWebサイトが表示されなければ、ユーザーにアクセスしてもらえる割合は極端に下がるといえます。
D-4:PPC広告等オンライン広告を行っている。(1点)
---オンライン広告を利用するメリットは、インターネットの特性上、広告の表示回数やクリック数の計測、広告を介してサイトを訪れたユーザーの行動追跡が容易なため、新聞折込やDMといったオフライン広告に比べてより費用対効果が明らかな点にあります。
D-5:ランディングページの最適化を行っている。(1点)
---訪問までの経緯が異なれば、目的もユーザーにより異なります。ランディングページはユーザーに第一印象を与える大事な役割を担います。各ユーザーの辿り着きたい目標(商品・サービス情報)に合わせて、ランディングページの内容に変化を持たせ、直帰率を抑えましょう。関連する情報の記載された別ページへのリンクや関連記事へのリンクを表示させることもすぐに行える対策の一つです。
D-6:外部サイトからのリンク数を把握しており、その数を増やす努力を行っている。(1点)
--一般的に、外部リンク数が多いほど、検索エンジンの上位に表示されやすくなるといわれています。ただし、単に被リンクの数を稼げばよいわけではなく「優良な外部Webサイトからのリンク」を増やすことが検索エンジンのクローラーからの評価に値します。
◆関連記事:
→外部からの被リンク数を確認するサイト例
D-7:Robots.txtとSitemap.xmlは正しく設置されており、表示させたいすべてのページが検索エンジンにインデックスされていること確認している。(1点)
---robots.txtというファイルを使って、Webサイトの管理者はクローラーに巡回してほしくないWebページやディレクトリの情報、sitemap.xmlの位置を通知することができます。
D-8:パンくずリストを使いサイト訪問者が現在地を把握しやすいよう配慮している。(1点)
---パンくずリストとは、Webサイト内の位置関係を示すため、サイト階層構造の上位ページへのリンクを簡易リストとして表記したものです。ユーザーに現在地をわかりやすく認識させることで、Webサイト内で迷子になることなくスムーズにコンテンツ間を移動させることができます。
◆関連記事:
→SEO/SEMサービス
さて、今回の結果はいかがでしたでしょうか?
検索エンジンのクローラーがどのような基準で表示順位を決めているのか、その法則は明らかにされていないため、様々な可能性と憶測が飛び交っています。また、検索エンジン側も不定期にクローラビリティの基準を変えているようで、「これさえやっておけば確実だ!」といえるような断定的な答えは残念ながらありません。しかし、今回ご紹介したような一般的に知られている対策法を施さないということは、激しい競争のスタート地点にすら立てないのと同じことです。まずは、最低限これらの視点を取り入れて、検索エンジンフレンドリーなWebサイトコンテンツ作成を目指しましょう。
第6回まで待てない!今すぐ全45項目をチェックしたいという方は下記サイトでご覧いただけます。
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また、ここでは掲載しきれない解説全文や関連記事の案内も、ご希望の方にはお送りしておりますので、お気軽にお申し込みください。
次回のテーマは、「D.プロモーション」です。お楽しみに。
※なお、このWebサイト活用度診断テストは今後皆様のご意見をもとに、更にバージョンアップを図っていく予定です。ご意見・ご感想をお待ちしております。
■執筆者について
Lotus Web Studios マーケッター 安部友美
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米国ニューヨークに拠点を置き、数多くの日系企業の米国進出やローカライズにIT技術で貢献してきた10年以上の経歴を持つ老舗のWeb屋Lotus Web Studios。新米マーケッターが日々の業務で学んだ知識やWebの最先端をいくアメリカを始め海外での先進的な取り組み事例を交えながら、Webマーケティングに役立つ情報を発信していきます。Webを基軸とした海外事業展開をお考えの際には、海外ビジネス戦略のコンサルティングからシステム構築、メンテナンスまでワンストップでご提供できる私どもにお任せください。
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